「桜風堂ものがたり」
作者.村山早紀
出版.PHP研究所
涙は流れるかもしれない。
けれど悲しい涙ではありません
本の帯に書かれていたその言葉は、
私にとって最初は不思議な言葉だった。
けれど読み終わると、
その言葉がほんとに相応しいことを
身をもって体感した。
まだ物語が続くような、
終わりなのに終わりじゃない
不思議な感覚になる。
ネット社会の今でありながらの
おこるファンタジーは、
現実のようで、ゆめみたいだ。
この本は前を向いて進むということへの
勇気を与えてくれるそんな1冊だ。
私は村山早紀さんのことが、
この本から大ファンになり、
今では、10冊以上集めている。
桜風堂ものがたりは続編に2冊出ており、
星をつなぐ手は持っているが、
まだ、桜風堂夢ものがたりは読めていない。
読むのが楽しみだ。