ごまちゃんとは、散々一緒にいるので
話さなくても目で会話できるくらいには通じ合ってます。
多分、世の中で一番わたしを知ってると思う。
なので、２人で接客してるとなかなか助かることが多いんだよね。
店外で接客することが一時期あったんだけど（コンパニオン的な）
体調悪い時とか（主に二日酔い）
「緑茶ハイって言ったら緑茶出して下さい。料金は酒の金額でいいんで」って
あらかじめ店に言っておくと、何を頼んでもノンアルで出てくる。
いいの、払うのは向こうだから。
酔った演技くらい全然できるしね・・・
むしろ、シラフの方が計算できるから愛想もよかったり。笑
ちゃんと時間が経つにつれて 声のトーンをあげて
呂律もちょっと回らなくしたりすると絶対わかんない。笑
「あ～～～もう～～～ごまちゃんよっぱらいぃぃぃぃ
」とか言っとけば完璧。
今はどっちが注文をするのか、どっちが色気を出し
どっちがボケてどっちが突っ込むのか。
そして今はどっちがトイレに行けるのか。
そんなことまで目で会話ができるからラクなんだろうと思う。
数時間、コンパニオンして
散々飲み食い後、バイト代もいただいて
お客様全員の乗った車を見送る。
ごまちゃんと２人並んで
めっちゃにっこにこの笑顔で両手をブンブン振り
「楽しかったですぅ～ごちそうさまでしたぁぁぁ～」
「またぜひ～～～」
そして、車が見えなくなるまで深々をお辞儀をし
見えなくなったとたん・・・
２人して素の真顔で顔を上げ
「疲れたな。」
「な。」
「帰ろか。」
「な。」
なんてこともしょっちゅうありましたわ。笑
急にお互いの生活に戻る瞬間。
今考えるとけっこう笑えるわ。
裏側を知ってるからこそ
夜の方々は信用してない。ふふ。
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