大事な事は
自分は普通の人間だと気付くこと
なんの才能もない、特別ではない存在という事
何か大きいことができるような 大物になれるかもしれないという夢を みないこと
自分がなんの才能も持っていない、世界中のたった一人のちっぽけな自分と気付けば、自分になんの需要もなく、軍隊蟻のなかの踏み潰されて死んでゆく一匹だったんだと言う現実が受け入れられるはずだった
たった一人の、唯一無二の存在になりたくて何もかも投げ出して捧げて、才能ではないと言わされてそれを馬鹿みたいにまっすぐ信じて歩いて来た、けど、私が目指す世界は才能とセンスにまみれた世界で、近寄りたくても近寄れなくて、どんなに好きになろうとしてもなれなくて、今までして来た事すべてを否定されてしまって
6年間信じてやって来たことが一気に無になり、私が私である意味がわからなくなった
自分に自信も、自尊心も、何もかもがズタズタになって
夢に向かって頑張る自分も消えた もしかしたらって信じていた希望が、一気に消えた
本当に、自分が、自分である意味も、生きていく意味も、何もかも分からなかった 自分自身を見下して、誰よりも下界の端のゴミのようにみた
誰からも、何からも遠ざかりたかった
誰も、私を見つけられないようなところへ行きたかった
夢に向かって、頑張ってる人、そんな真逆の大切な人を、近づけたく無かった
でももう、もう、何も、戻らない…….
何かやり直せるのなら、何もかも私のせいで傷つけていないあの頃に戻りたかった
何を無くしても、忘れたりはしないから…