みなさん初めまして。
僕の名前はジローです。
僕は、エンドレス衛生委員会に所属しています。
僕の仕事は、1か月ごとにエンドレス各店を回り、救命救急講習のお手伝いをする事です。
その仕事のため、今ちょうど、エンドレス水島店に来ています。
僕はエンドレスの一員ですが、他のスタッフさんのように、ホールに出て仕事をする事はありません。
なぜって、僕には手と足がないからです。
もちろん僕自身は、ホールの仕事もやろうと思えばできない事はないと思っていますが、
少しばかりスタッフさんの足手まといになってしまう事と、
なにより僕の姿を見たお客様がビックリするであろうと思い、
スタッフさんが仕事を終えるまで、この袋
↓ ↓ ↓
みんなの仕事が終わると、僕と同じ衛生委員会所属のスタッフさんから
「救命救急講習始めますよー」とのお声が。
僕が床に寝転ぶと、周りにスタッフさんが集まり始めます。
そしてその中の1人が、おもむろに僕の肩を叩きます。
そしてみんな一様に、僕の耳元で、大声でこう言います。
「もしもーし!大丈夫ですかー!!
聞こえますかー!!」
ええ。大丈夫ですとも。ちょっと痛かったけどね。
しかし僕は、ピクリとも動きません。
だってこれは、訓練なのですから。
もし僕がここですっくと立ち上がり、
「ええ、みなさん。僕は大丈夫ですよ。御心配なさらず」
とでも言おうものなら、
せっかく真剣に取り組んでいる訓練は台無しになってしまいます。
何があろうとも、決して動かないし声も出さない。
これこそが、衛生委員会所属である僕に与えられた任務なのです。
そして僕は、見事にその役を演じきるのです!!
しかし、そんな僕にも、どうしても「慣れない」事があります。
それは、この後の訓練に出てくるのですが・・・
その話はまた明日。
今日は、初めての執筆活動の為、少々疲れました。
早めに休もうと思います。
おやすみなさい。