「FREEDOM/99」AIR | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

freedom


フジロックからお葉書が届いた!!
ここで全文読ませて頂く。

「この度はFUJI ROCK FESTIVAL'07(苗場スキー場)
 「ROOKIE A GO GO」ステージへの出演オーディションに
 ご応募頂きまして誠にありがとうございます。

 慎重に選考を重ねました結果、誠に残念ながら今回は落選と
 させて頂きます。
 貴意にそえず、申し訳ございません。
 何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。」

既にネットで結果は知っているのに、
駄目押しのように
わざわざ通知を送るフジロックの律儀さには頭が下がる。

でも、俺の名前がまた「二郎」になってるよ!!


お葉書を読むで思い出したが、
さて、皆様は「KY」という言葉が
若者の間で何を意味するかご存知か。

何と、「空気読め」
もしくは「空気読めない」の略なのだとか。

語源はやはり、
「悪の正太郎くん」将軍KYワカマツから来ているのだろう。

確かに、1986年前田アンドレ戦、
リング上がシュートマッチになっているにも拘わらず、
相変わらず呑気に拡声器でがなり立てていた若松さんは、
正しく空気が読めてなかった。

いや、今時の平成っ子がそんな古い話を引き合いに出すだろうか。

きっと平成元年(1989年)に起きた、
「朝日珊瑚事件」がその語源に違いない。

美しい珊瑚に朝日新聞記者によって傷付けられた「KY」の文字。
将軍ワカマツに罪をなすり付けようとしたのか。
功を焦り、空気を読み間違えた、
あまりに情けない事件であった。


この「空気」という概念は、
恐らく90年代から後のバラエティ番組から産まれたと思う。

スタジオに沢山居るタレントが、
各々好き勝手に喋り始めれば、
番組は収拾がつかず成り立たない。
そこでタレントには「空気を読む」能力が必要とされ、
勝手な発言をする者には「空気読めよ!」というツッコミが放たれる。

そういう状況を小さな頃から観てきた若い世代は、
それを教室でも再現しようとするのだろう。
今の若者のコミュニケーションは、
テレビのバラエティ番組をフォーマットに敷いている。

しかし、「空気読め」というツッコミは、
空気を読めない人間にとっては、
「喋るな、何もするな」という事と同意である。
突飛な発言行動に対応出来ない者の最終兵器。
既にそれは言論封殺であり、
一見民主的に見えて実は全体主義なツッコミ。

最初の頃こそ面白かったツッコミ方だが、
未だにこれを使うタレントなど、
ろくなもんではないし、
ましてや略して「KY」を連発する素人など、
実は何の空気も読めてないんじゃないかと思う次第。

って俺、KYの語源知ってた!!


空気という事で、AIR。
今聴くと流石に若干隔世の感があるが、
当時一生懸命空気を読んだ結果であり、
AIRは決して悪く無い。
でも、良いアルバムですよ。


AIR, Hitoshi Watanabe, Yasuo Sano
FREEDOM/99
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