前回の投稿ー体外受精:採卵に至るまでのプロセスの続き。

 

いよいよ採卵日の間近になりました。

 

  Day 14

2:45 am にトリガーショットを打つ

 

 

腰の筋肉に打つので、何せ針が長い。

 

 

前日の検診で、トリガーショットの打ち方の説明の際、この真ん中に打つように円を描いてもらう。

 

ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)

電解質飲料 (Liquid IV)

Cabergoline(カベルゴリン):1錠

 

 

  重要ワード

トリガーショット:卵子の成熟、及び採卵を促すためのhCG注射

採卵の36時間前に打つ

 

  Day 15・採卵日

 

午前12時から水も食べ物もダメとのこと。

2時の採卵手術を前に、1時に手術の手続きに入る。

 

書類にサインし、送ってきてくれた旦那さんとはしばしのお別れ。

 

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旦那さんはこの後、精子を採取し、クリニックに提出。

ちなみに、採取はAVが放映されている専用の部屋で行われたそう。

 

それから精子分析で、いい精子だけを注質され、採卵された卵子と受精させる。

 

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ナースに呼ばれ、準備に入る。

まず、手術用のガウンに着替え、それから体重測定、そしてカーテン越しのベッドに横になる。

 

*ちなみに、私の住むOC(オレンジカウンティ)では採卵手術の際は全身麻酔が一般的。

 

点滴や麻酔のための管を通される。

 

何が一番痛かったかって、この管を挿すためにまず、手首に部分麻酔を打たれるんだけど、その麻酔がめちゃめちゃ痛かった。

 

麻酔科医が来て、色々な質問をされ、麻酔を管から注入される。

その10秒後ほどで、眠りに入る。

 

 

1時間半後、眠りについた場所の同じベッドでナースに起こされる。

ナースから手術がうまく行った事を告げられ、迎えの為に旦那さんに電話をかけたと報告を受ける。

 

意識は朦朧としているが、ぐっすりたっぷりな良質の睡眠を睡眠をとった後の様で、気持ちがいい。

 

もちろん手術室に行ったことや手術中のことは一切覚えていない。

 

アメリカで採卵をした方々のブログを読むと、ジュースやちょっとしたスナックが振る舞われたとなっていたが、ここではお水だけが振る舞われた。

 

それから、手術に立ち会ったナースが来て、

「手術はかなりスムーズに行って、ドクターはもう帰宅されました。今日は、23個の卵胞を採取しました。」

と告げられ、私は驚愕びっくり

 

2日前までは、17個だったので。

 

それから着替え、地下駐車場のドア口に待機していた旦那さんの車まで、車椅子で見送られる。

 

 

朝から何も食べてなかったので、ヴェトナム料理のお店で、フォーをテイクアウトしてもらい、帰宅後、1/3を食べ、そのままベッドで休む。

 

その晩から、以下の薬を摂取

TraMadol (トラマドール):鎮痛剤

Doxycycline(ドキシサイクリン):抗生物質

Magnesium(マグネシュウム):便秘のため

Cabergoline(カベルゴリン):1錠

*Ondansetron(オンダンセトロン):薬物製嘔吐の予防

*必要な時だけ摂取

 

ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)

電解質飲料 (Liquid IV)

 

 

 

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という事で、採卵はあっと言う間に終わりました。

初めての全身麻酔体験でしたが、眠るのが好きな私にとって、手術は苦になるどころか、心地のいい経験となりました。

 

それに思っていたよりもかなり多く採卵できたのは、嬉しい誤算でした。