3月中旬から始めたIVF体外受精のプロセス。
ドクターとのズームミーティング中、IVFの流れの説明を受けました。
まずは説明を受け、予定していた5月のハネムーンから帰ってきてから始めようと思っていたのですが、採卵して、受精させ、その間にハネムーンに行けば?という事で、その日の朝、サイクルが始まったばかりだったので、翌日に早速検診に来てプロセスを始めるようにと言われました。
体外受精の最初の難関は採卵です。
良質の卵胞を良好な状態でより多く回収するーこれが結構大変なのです。
体外受精に関する多数のブログを見て回ったのですが、1個取れる人もいれば、70個取れる人もいてその差にびっくりしました。
年齢も、クリニックも、その方自身の個人差もあるので、どれが標準か全然わからず唖然としました。
私の採卵日直前までの流れをまとめてみました。
Day 1 : 検診日
超音波検査と血液検査とコロナ検査とその他検査
超音波検査結果
右卵巣に卵胞を9個、左卵巣に11個を確認。
いづれも10mm以下。
3年前に比べ6個も増えていた事にドクターもびっくり。
一般的には特に36歳〜38歳で急に下降するそう。
血液検査結果
E2の数値:38
コロナ検査結果:陰性
夫婦共に検査
*血液検査:性病、遺伝病、ウィルスの検査
*先天的持病検査:チークスワブをラボに郵送
→結果は後日
・Prenatal (妊婦向けの)ビタミン剤を毎日飲むように申し付けられる
・Electrolyte Drink(電解質飲料)を飲むように申し付けられる
*ポカリやゲータレードなどのスポーツドリンク
・フォリスチムの注射を毎日投与するよう申し付けられる
血液検査の結果を見たドクターから注入量の電話報告
(写真はウェブサイトからお借りしました)
自宅にて
*毎晩同じ時間にヘソの下の皮下脂肪に向けて注射針を刺す
フォリスチム 375IU
重要ワード
フォリスチム (Follicle stimulating hormone: FSH):卵胞刺激ホルモン
E2(エストラジオール):子宮内膜を厚くし、排卵前に、子宮頸管粘膜を増加させるホルモン
卵胞(follicle)
Day 2 - Day 3
自宅にて
フォリスチム 375IU
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (ココナッツウォーターとLiquid IV)
*ココナッツウォーターは1日で飽きたので、コストコでセールになっていたリキッドIV(飲む点滴)をミネラルウォーターに混ぜて飲む事に
(画像はウェブサイトからお借りしました)
Day 4:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を4個、左卵巣に1個を確認。
LF:11,11,10,10
RF : 10
血液検査結果
E2: 238
P4: 0.7
自宅にて
フォリスチム 375IU
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
コストコで買った妊婦向けサプリ
重要ワード
p4(黄体ホルモン・プロゲステロン):排卵後は卵胞が破れた後黄体になり、応対細胞が黄体ホルモンを作る。黄体ホルモンは、子宮内膜を着床しやすいように変化させ、妊娠成立後は妊娠維持のために働く。一般不妊治療の場合、しっかり排卵ができたかを評価するために測定する。
Day 5:検診日
子宮鏡検査ー異常なし
自宅にて
フォリスチム 375IU
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
コストコで買ったCoQ10サプリ←お医者さんであるお友達に勧められたので
Day 6:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を6個、左卵巣に2個を確認。
LF: 15,14,14,13,13,11
RF: 12,10
血液検査結果
E2: 482
P4: 0.5
・フォリスチムに、ガニレストとメニュピュアを混ぜ皮下注射するように申し付けられる
注射針の長さが長くなってこの写真の2/3位
自宅にて
フォリスチム 375IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
重要ワード
ガニレスト皮下注射 (Ganirelix):ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)の働きを控えることで、卵胞が十分に発育する前に排卵されることを防止
HMG(Menopur: メノピュア・メノトロピン注射):卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの働きが含まれる。これらのホルモンが健康な卵巣を刺激し、卵子を作る。
Day 7
自宅にて
フォリスチム 375IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Day 8:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を9個、左卵巣に3個を確認。
LF: 17,16,16,15,13,13,12,11,10
RF: 15,13,11
血液検査結果
E2: 1197
P4: 0.8
自宅にて
フォリスチム 350IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Day 9
自宅にて
フォリスチム 350IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Day 10:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を11個、左卵巣に4個を確認。
LF: 21,21,19,18,17,16,16,15,15,15,13
RF: 17,16,15,11
血液検査結果
E2: 3391
P4: 1.7
自宅にて
フォリスチム 300IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Day 11:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を10個、左卵巣に5個を確認。
LF: 25,24,22,21,20,20,18,16,15,12
RF: 21,17,16,16,12
血液検査結果
E2: 3920
P4: 1.7
・Cabergoline(カベルゴリン)を処方される
自宅にて
フォリスチム 300IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Cabergoline(カベルゴリン):1錠
Day 12:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を10個、左卵巣に6個を確認。
LF: 26,21,20,20,19,19,19,18,18,14
RF: 18,18,16,16,12,12
血液検査結果
E2:4006
P4: 2.0
自宅にて
フォリスチム 300IU
HMG: 75 iu
Ganirelix: 0.25 mg
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Cabergoline(カベルゴリン):1錠
Day 13:検診日
超音波検査結果
右卵巣に10mm以上の胞状卵胞(AF)を11個、左卵巣に6個を確認。
LF: 29,27,27,25,23,22,22,20,18,18,17
RF: 28,24,21,17,16,15
血液検査結果
E2: 4403
P4: 2.3
自宅にて
ビタミン剤(Prenatal・CoQ10・ビタミンC・フィッシュオイル・亜鉛)
電解質飲料 (Liquid IV)
Cabergoline(カベルゴリン):1錠
という事で、翌日のDay 14にトリガーショットを打つ事になるのですが、その模様はまたあとで。