先日HOA(Home Owner's Association:コミュニティーの管理組合)から1通の手紙が届きました。

 

内容は、同じコミュニティー内でうちが貸している物件(我が家から徒歩1分の距離)に対する騒音の苦情が出ているというもの。

 

うちのテナントさんは本当もの静かな中年男性でアリゾナにある持ち家と賃貸しているその物件を行き来しているので、わたしもほぼ顔を合わせることがないのです。

 

正直まさかと思った私たち。

旦那さんがHOAに詳細確認のための問い合わせをしたところ、詳細が曖昧で後日連絡するとのことでした。

 

テナントさんは音楽が趣味で楽器を練習している可能性があるらしいと最近旦那さんから聞いたのですが、さすがに苦情と伝えるとなると騒音の苦情が出てるというだけではなくて時間帯とか音量の大きさとか、そもそもどういった騒音なのかという詳細を知っておくのも私たちの責任ですから。

 

そして今朝のこと。

お向かいさんの中年女性がうちのテナントさんの近所の方(男性)と外で口論していました。

その女性は手に紙を持って

「うちと何か問題があるのなら、HOAに報告するんじゃなくて面と向かってうちに文句言いにきなさいよ」

って激怒。

 

それを聞いて直感的に

もしかしてあの男性がうちのテナントさんへの苦情を出したのかも。

と思いました。

 

もしその男性が苦情主だとしたら以下のことが考えられます。

  1. この外出自粛生活の長期化によりピリピリしているのかも
    うちのテナントさんがあの物件に住み始めて2年以上経つんです。楽器の練習なんて最近始まったことではないので、なぜ今苦情を?って感じなんです。
    外出自粛のため多くのご近所さんが自宅待機を余儀無くされています。
    それまでは気に留めなかった近所の騒音が苦になってきているのでしょうか?
     
  2. はてまた在宅ワークに移行して近所の騒音がきになるようになったのかも
    今までオフィスに行って日中や夜は在宅ではなかったのに、現在は四六時中お家にいることになると、それまでは知らなかった近所の一面が気に触る、あるいは仕事の邪魔になってきてるのかもしれません。
     
  3. その方もしやこの状況下で精神的に病んできているのかも
    その男性がもしかするとうちのテナントさんとお向かいさん以外にも苦情を報告しているかもしれません。
    ずーっとお家にいるとストレスも溜まってきます。
    考えもネガティブになってきますし、それが深刻化すれば被害妄想に発展する可能性もあります。

偶然にも今週半ば、お義母さんの自宅にも近所の人からの誹謗中傷の手紙が届きました。

 

発端は外出自粛になり在宅する近所の方々の駐車確保が非常に困難になり、手紙の送り主がお義母さんの自宅の敷地前にある駐車禁止の消火栓の所に駐車するようになり、お義母さんが直接注意した所、お義母さんの人格を否定する内容の手紙がきたそうです。

 

近所の大半があなたを嫌っているとか、ロシア人だからそんなに意地悪なのかとか。

 

(週に1回預かってもらっているジャズを迎えにお母さんのお家に行くんですが、お母さんのお家のガレージの前に車を止めるんですが)

自分の息子も違法なことしてるのに、あなたに他人の違法行為を注意される覚えはないとか、自分の息子をはジレとか。

 

お義母さんの場合は長年その近所の男性と折り合いが悪く(リモデルの業者であるその男性にリモデルを頼んだ所問題があり訴訟沙汰にも発展し上、焚き火の扱いで通報もしていたり)色々な過去の経験を通して今があるので少々状況が異なりますが、

 

ロシア人であることの否定的発言とか、息子を恥じれ発言とか、それは違うだろ!

 

折が合わないのはともかく、72歳の一人暮らしの女性なんだからもうちょっとそっとしておけないの?

 

と思いました。

兎にも角にもコロナウィルスパンデミックによる影響は着実に人々の振る舞いに影響を及ぼし始めています。