土曜日旦那さんがオフィスに在宅に必要なものを取りに行ったその帰り、近くのラグーナビーチへの道が大変混雑していたそうです。

 

昨日知ったのですがビーチは人・人・人で混雑していたそうです。

 

(土曜日のラグーナビーチの様子:こちらから拝借)

 

土曜日は晴天に恵まれたためか、南カリフォルニアでは至るところ(公園・ゴルフ場・ビーチ、アウトドアバスケットボールコートなど)に人が集中。

 

ご存知のように現在カリフォルニア州全体にStay at Home令(自宅待機令)が発令中です。ただ食料品なのど買い物や運動のための外出はできるので外出禁止令ではありません。

 

州知事は州民に「それぞれの常識を使って欲しい」と発令会見でお願いしていました。

 

これに伴い土曜日の夕方ロサンジェルス知事はゴルフ場の閉鎖とビーチ・公園の閉鎖など制限を引き上げました。ラグーナビーチ市もビーチ閉鎖を日曜日に決定。

 

一連の流れが私としては結構興味深かったです。

 

身近な例を一つ。

 

ジム仲間のチャットグループがありまして、数人のメンバーが、幼い子供達とラグーナビーチで楽しんでいる写真を#Californiaquarantine (カリフォルニア式防疫)付きで投稿していて結構炎上してました。

 

ビーチで子供達と土曜日に楽しいひと時を過ごしたメンバーは

  • ソーシャルディスタンス(1.8mの距離)をキープしていた
  • 公用施設の表面を触っていない

のに、なぜビーチに行くことがいけないのかわからないと主張。

 

その他のメンバーは運動の外出許可は自宅から歩いて・走っていける自分のコミュニティー内というのが常識でありわざわざ車に乗ってローカルではないビーチや公園で遊ぶということではないと反論。

 

ビーチ推進派は、混雑による公共の場の閉鎖決定は友達同士で集まっているティーネージャーや春休み中の子供がいる家族のせいであって、幼い子供達のいる私達にとって非常に迷惑なことである、悪いのは監督責任を放棄している親達と主張。

 

この時点で、

 

えっ、車に乗って小さい子供達連れてラグーナビーチの住人でもないのにビーチに行ったあなた達も同罪じゃない?

 

って思った私。しかもビーチ推進派の一人は、ビーチで子供のトイレトレーニングをしてたとか言ってるし。

←これは違った意味で非常識。普通ビーチでトイレトレーニングする?穴とか掘るの?

 

結局反ビーチ推進派の一人が、なぜ外出自粛が大事なのかを長々と語って議論は終了しました。

 

人それぞれ意見が違うというか常識の幅が違うというか大きくずれているんだなぁと教えてくれたこの議論スレッド。

 

このまま州・群・市の自治政府がそれぞれ「これはしちゃいけない」「あれはしちゃいけない」という規制を作っていかなければならない状態になると、州民はますます困惑することでしょう。

 

実際州政府にいっそのこと2週間外出禁止令を出して常識のずれを統一するしかないと要望する州民も出てきています。

 

どうなるのでしょうカリフォルニア。自由の国アメリカ。