多分私が3歳くらいの頃だと思うんですが、お箸を左手に持ってご飯を食べるたびに、右手に持ち直すように父から叱られ、それがもう理不尽でしょうがなく悔し泣きしながらご飯を食べていた記憶が今でも鮮明に残っています。

 

人は左利きになろうと思って左利きになるのではなく、左利きとして生まれて来るもの。

 

右手でお箸を持つのが不便で仕方なく、とにかく早く口に運ぼうとしていたのか、子供ながらに欲求不満だったのか幼少時代はぽっちゃりちゃんでした。

 

昔ながらの考え方の保守的な田舎の家族で育ったので、仏教系の幼稚園に通い始めた時両親が先生に「左利きの娘ですいません」って謝ったほど、そのくらい左利きというのが当時の我が家ではタブーでした。

 

がその時幼稚園の先生が、

 

「欧米では左利きは割と多いんですよ〜。これからの時代特に右利きに直す必要はないと思います。」

 

と両親に言ってくださったおかげでクレヨンや鉛筆の持ち手まで右に直されずにすみました(*´∀`)♪

 

包丁も、ハサミも、テニスラケットも、バスケのレイアップシュートなど左手が主役です。

 

ただ、小さい時の“お箸は右手”のスパルタ教育がいけなかったのか、えっなんで?ってところでたまに右手が余計に主張してきます。

 

例えば、習字。鉛筆は左でも習字で使う筆は右です。ただ太筆が右で、小筆は左と限定的ではあるのですが。

そしてエレベーターなどボタンを押すときは基本右手です。

お鍋の蓋を開けるのも右手。

 

どういう状況でどっちの手を使うのか、その状況にならないとわからないのが実状。

 

そんな中、37歳にして新たに右手を使う状況をつい先日発見しました。

 

我が家ではコロナウイルスの感染拡大に伴い、2週間に1回ではなく2−3日おきにキッチンカウンターの除菌に励んでいるのですが、除菌シートを持つ手がまさかの右手だっという新発見。

 

その発見に繋がったのが、旦那さんが先週

「オフィスに数年前に持って行った除菌シートがあったの忘れてたー。」

と言いながら持って帰ってきた除菌シート。それを最近2回使ったんです。

 

最初に使った直後、右手の指が唐辛子を素手で触ったりした時のように、ピリピリ痛み出し始めまして、唐辛子いつ触ったけなぁ??って疑問だったんですが、2回目の使用後もまたピリピリし始めたので、3年間も開封され放置されていた除菌シートのせいだ!と確信いたしました。

 

教訓です:開封されてしばらく放置されていた除菌シートを素手で扱うのは大変危険

←前置きが非常に長くなってしまいましたが、言いたかったのはここ。

 

台所周りを拭く際に使う布巾などは左手が主役なのに除菌シートは右手を使って拭いてしまう私の不安定な利き手事情はどうでもいいとして、除菌シートがほとんど手に入らない現在、古いものの使用にはくれぐれもお気をつけてビックリマーク