ここ数日夫婦共々風邪をこじらせてしまいまして料理をする気にもなれず、風邪を引いてもちゃんと仕事に行く旦那さんに、今夜はテイクアウトでお願いしますと、仕事帰りに買って来てもらっていました。
でも昨日は旦那さんの
「今日は家で仕事しようかな」
の一言で私の調子が目紛しく上がって、朝から買い物に行って来ました。
←自分だけ家でゆっくり・のんびりと回復していた中、仕事してる旦那さんの症状が日に日に悪化していくのにちょっと罪悪感を覚えてしまったのかも。
ということで、新鮮なお野菜で作ったポツォレ。メキシコの豆のスープです。
昨日どうしても抜けられない会議があるからと結局仕事に行った旦那さん、2時半くらいに早退してこのスープを2杯ほど食べた後調子がかなりよくなったようです。
日本では風邪をひいた時の回復食っておかゆとかうどんとかかな?
我が家は国際結婚なので、日本ならではのごはんを出すことに躊躇してしまいます。
おかゆやうどんなどは食べ慣れてないので、病気の時にそんな珍しいもの出されても向こうも困りますよね。きっと。
カナダやアメリカでは風邪をひいた時はチキンヌードルスープが定番です。
我が家はヴィーガンなのでチキン抜き・動物性不使用のポツォレにしました。
どこかで読んだんですけど、風邪に効くのは体を温める食べ物なのだそうです。
だからとりあえずスープならオッケーかと。
さて昨日は久々に料理スイッチが入りまして、作り置きもしました。
めちゃめちゃ手間のかかるヴィーガンロールキャベツ。
鳥ひき肉の代用はカリフラワーライス(カリフラワーを撹拌したもの)です。
もう一品。こちらもちょっと手間のかかるヴィーガンシェパーズパイ。
イギリスの代表的ミートパイであるシャパーズパイ。
パイと言ってもパイ生地は不使用。
色々な野菜を煮込んだフィリング(ビーフシチューの味的)の上に、マッシュポテトを乗せてオーブンで焼きます。
本場のシャパーズパイは牛ひき肉や羊肉で作るのですが、これはレンズ豆で代用しました。
マッシュポテトに入れるバターもヴィーガンバター使用。
ちょっとマッシュポテトの層が厚すぎたようです。
どちらを今夜食べるか考え所。
昨日のポツォレの残り、旦那さんにランチとして持たせました。
オフィスのレンジでスープを温めてからアボカド・ラディッシュ・シラントロ(パクチー?)を後からトッピングしてもらいます。
本当ならライムをジュッっと絞ると美味しいんですが、酸っぱいのが苦手なようなのでパス。
あとは卵ときゅうりのサンドウィッチ。
ヴィーガンは卵❌なのですが、たまにはね、タマゴサンド食べたいなって時があります。
Bread 48g
のメモは、旦那さんがランチを食べる前にインシュリンがいくら必要なのかを計算するための大事な数字です。
うちの旦那さん、1型糖尿病のためインシュリンを生成する膵臓の細胞が全く機能していないので、食べる前にインシュリンを摂取する必要があります。
1型糖尿病は生活習慣病が深く関係する2型糖尿病とは違い、原因不明でかかる糖尿病で、世界の糖尿病患者のうちの5%に該当するそうです。
1型糖尿病は先進国や北欧などの衛生状態がとてもいい国々での発症率が高いので、一説には衛生状態があまりにも良すぎた結果による免疫力の低下とも言われています。
他にはウィルス説やペッドボトル説などがあります。
時間がある時にまた詳しく書きたいと思いますが、アメリカでは自分のお腹に注射器機能のあるペンをブスって刺すインシュリン摂取方の他に、体に貼られたインシュリンパンプとセンサーでいつでも投入量を調整できるディバイスが広まっています。
血糖値を携帯電話でモニターすることもできるんですよ。
昔は糖尿病と診断されると余命宣告を受けるに値していたそうですが、現在は研究と開発のおかげで、不便な病気とされるようになりました。
話が長くなってしまいました。
日曜日にバンクーバーの友達夫妻が我が家に来るので今日、明日と掃除に精を出したいと思います。