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私の親戚の話。
 
私のいとこの子供、従兄弟違いのゆい君は幼いときに白血病と診断されたのが30年前のこと。
 
ゆい君は生まれながらに病弱で、その頃白血病とは?、ガンとは?という時代。
 
上のお兄ちゃんお姉ちゃん両親との骨髄が合わず、私の従姉妹、つまりゆい君の両親は骨髄移植のため代4子、代5子を出産しました。残念ながらその後から生まれた弟、妹とも型が合わず。
 
しかし彼の担当医は彼が調子のよかった頃の骨髄を保存していて、化学療法の後にそれをまた体内に戻すという治療法を用いたところ、徐々に回復して行ったというのです。
 
*私、医療系のことは全くわかりませんが、この療法は自家造血幹細胞移植と言われるものだと理解しています。
 
彼のことを思い出すたびに、私は思います。

 

心・メンタルの面で、調子のいい時のエネルギーをどこかに保存できたらいいのではないか。そしてもし調子が悪くなってそこから中々脱出できないときに保存していたエネルギーを注入できたとしたら。。。

 

私の経験上、前向きにひたすら頑張っていたときにつけていた日記・ブログを読み返すと、点滴治療のようにまたエネルギーが漲って来ることがあります。

 

たまに全然しっくりとこない自己啓発本に出会うことがあるのですが、これって著者の経験や体験と自分の経験に大きな違いがありコネクションを見つけることができないとか、表現の仕方が自分と違うので中々イメージしにくいことが原因の一つだと思います。

 

その点、自分が前向きなときに書いた日記は、実際に自分が体験し感じたことなので思い出しやすく、書き手と読み手(昔の自分と今の自分)の表現レベルにも大差はないので、イメージしやすいのは明らか。

 

気分が優れない時って外に解決のタネを探しがちですが、自己治癒のこの方法もありですよね。

 

感謝の気持ち、日々の出来事+自分が感じたことを記録したものがいつか自分に役立つ日が来るのではないか?

 

最近ブログを復活させたのも、これが大きな理由でもあります。