出会いは、ハワイ島コナのフォーシーズンズ。
 
 
バンクーバーまでの帰りの便を5時間後に控えた夕方、キッズプールで遊ぶテヤをビーチチェアから見守りながら「今回も最高のバケーションだったなぁ」なんてモヒートを片手に満足感に浸っていました。間も無くキッズプールに2人元気そうな子供達がメインプールからやって来て、その後を追うようにアメリカ人男性1人もついて来ました。私は相変わらず、テヤと話しながら、ビーチっぽい作りになっているプールの砂場でお城を作ったり、写真を撮ったり。その内、アメリカ人の男性が私たちがいた逆側のプールサイドにもう一人男性を連れて来て、他の2人の子供を指差しながら話を始めました。
 
どうやらその子供達は男性の奥さん側の甥と姪で、ローカルの子達で大人達はカリフォルニアから来ているとのこと。
 
私はその説明をマイタイ片手に興味があるのかないのかわかりにくい様子で聞いているその男性を見て、
 
「フォーシンズに友達家族と一緒に来ている人って相当お金持ちなんだろうなぁ。奥さん綺麗なのかな?子供とかティーネージャーとかでメインプールで遊んでるんだろうな。」
 
なんて独り妄想したりしてました。夕日も暮れ出し、子供達もメインプールの大人の元へ。テヤもメインプールでまったりしていたスコットとベニータの元へ作った砂城の完成を報告へ。私はテヤが帰ってくるのをキッズプールのビーチチェアで待ちながら、まったり。
 
その内、子供達が置いていったプールトイ(おもちゃ)を回収しに、子供達の叔父さんがまた帰って来ました。叔父さん(といっても20代の外見)が、
 
「このリゾートいいよね。僕たちは昨日夜遅くについて今日やっとゆっくりしてるとこなんだ。なんか僕の連れがうるさくてごめんね。(←メインプールでは大きな団体がシャンペンなどを飲みながらどんちゃん騒ぎ)」
 
と私に話しかけて来ました。
 
私:「本当ここのリゾートすっごくいい。私は今回3泊しただけで今夜帰っちゃうけど、また来れるならすぐにでも来たいわ。」
 
おじさん:「どこから来てたの?さっき一緒にいた子供は君の子?」
 
私:「カナダからきたの。オアフ島に1週間いて、ビッグアイランド(ハワイ島)に来て。あの子は友達の子供。私はあの子の両親に彼らの家族旅行に一緒に連れて来てもらったの。」
 
おじさん:「へぇそうなんだ。若者にとってここのリゾートつまらなくない?バーもレストランも10時には閉まるし。」
 
私:「私はマンタとのダイビングもシュノーケルも満喫したから全然つまらなくなった。夜の街でのパーティとかのアクティビティとか女一人で行きにくし。」
 
おじさん:「えっ、君シングルなの?しかもダイバー?僕のベストフレンドもシングルでダイバーなんだ!ちょっと待ってて。あいつ呼んでくる。モヒート飲んでるの?ついでにモヒートオーダーしてくる。」
 
と言い、私を独り残して去って行きました。
私は、また厄介な事になったなぁ、どうしたものかと考えていると、叔父さんがその人を連れて来ました。
 
・:*+.\(( °ω° ))/.:+

えっっっっっっっ。
 
続く。。。。