信教の自由とは言うが、北米こそそれを実現していると私は思う。それはまさに移民が作り上げた国だからに違いない。私の周りには、無宗教、プロテスタント系クリスチャン、カトリック教、イスラム教、仏教が大半だが、なかには少数派の宗教を信仰する知人もいる。

昨日たまたまテレビを見る時間があった。見た番組は、

Breaking ArmishMy Five Wivessだ。

Breaking Armishはアーミッシュと言われる宗教で、特徴はテクノロジーを避け、100年前いや200年前のように暮らしているところだ。実は去年、サスカチュワン州の郊外でまるで映画のワンシーンから出てきたような(特に赤毛のアンのような)人々が野原を歩いているのを見て、それ以来興味を持ち始め、少しだけ勉強した。そのためか、この番組を初めて知ったときは画面に釘付けだった→詳しくはこちら

さてMy five wives の方は、モルモン教(英語の発音ではモーマン)と言われる宗教でこの番組は特に、一夫多妻の家族に密着。モルモン教の原理派では一夫多妻制が勧められており、キリスト教から派生しアメリカで始められたモルモン教のその本部が置かれているユタ州では一夫多妻の家族はそこまで珍しくもない。ユタ州では合法だと思っていたが、やはり違法であるようだ。

一夫多妻なんて感覚的にピンのこないが、このMy five wivesを見ていると全ての大人達(ここの場合5人の妻)もやはりそいういった環境の中で育てられてきたので、それが当然の流れとして受け止めている。まぁ他の大多数の国民からしたら変わってる、だからこうやってリアリティ番組になるわけだけども、やはりどうしても

自分なら絶対無理(((( ;°Д°))))

な環境だ。見ていて、さらに驚くのは5人の妻みな非常にいい人達ばっかりで、みんな友達いや姉妹の様に和やかに暮らしているのだ。すこしなりと嫉妬はあると認めてはいるが、それで怒ったり、八つ当たりしたりすることもなく、他の妻達となるだけ平等にをモットーにしている。正直、すごい。でもやっぱり自分は無理。人間の器がどーのこーのじゃなっくって、自分の常識がある一部の人々の常識ではないことだってあるし、他人の常識が自分の常識でないことだってる。まぁ、そーいう事にしておいて結構番組を楽しんで見ている。

そー言えば、イスラム教だってそうだし(合法である場合が多いし)アフリカの一部の種族ではもちろん常識の範囲だ。日本だって殿様時代はみな側室達がいた訳だし。。。。。そう考えてみたら、普通の家に産まれてよかったぁって思う。