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2011年の残り2週間あまりとなりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は3月に大きな震災にみまわれ、東北地方を中心に大きな被害が出ました。

ニュースで東北地方の津波の被害を目の当たりにして、改めて命があることのありがたさを実感する1年となりました。

私の起業に関しても、3月以降大きな影響がありました。私が住む東京では電力不足の影響で消費が冷え込えこみ、私の本事業であるホームページ制作が中断になってしまうケースもありました。

震災直後には先行きが見えず、私もこの仕事が続けられるのか不安な状態が続いていました。
その時に考えたのは、”今年一年はたとえ儲けがでなくても、命があるだけありがたい。できるだけ頑張ってみよう”ということでした。

その後約9ヶ月がたち、東京地方の景気は徐々に回復してきました。
2年目に入ったまたたび企画も、結果的に昨年より多くのお客様にご利用頂くことができました。

仕事の忙しさの中で、今ある日常が当たり前のように感じてしまうことがありますが、東北地方ではまだまだ復興が続いています。

今年一年、皆様からまたたび企画をご愛顧頂いたことと、命が残って仕事を続けられたことを感謝して、素敵なプロジェクトに参加させて頂くことにしました。

★地域を結ぶ大漁旗 寄贈プロジェクト★

こちらのプロジェクトを知ったきっかけはNHKニュースで、チームともだち という団体の皆様の東北グランマのXmasオーナメントプロジェクト の番組を見たことでした。

津波で漁場を失ってしまった海の女性達に、クリスマスオーナメントを作ってもらい販売しようというプロジェクトです。

当初海の女性達は、”今まで海で男並みに働いてきたのに、今さら針仕事なんて・・”と戸惑っていたのですが、皆で集まって針仕事をする中で働く意欲が取り戻されてきて、また海に戻りたいという気力がわいてきた、というインタビューが放映されていました。

復興支援というとどうしてもインフラや物資の支援と考えられがちですが、そこに住む皆様が”復興したい”という気持ちになることは、とても大事だと気付きました。

そのプロジェクトを行われたチームともだちの中のお一人が、この度立ち上げられたのが大漁旗プロジェクト です。

HPから抜粋させて頂くと、

”去る12月4日(日)に大指地区に訪問した際に、毎年お正月には船に大漁旗を掲げる風習があると伺いました。一方で、津波で多くの大漁旗を失い来年は寂しいお正月になるという声が。

大漁旗とは、船主さんが新しい船を作って進水式を迎えるときにそのお祝いの品として周りの人達から贈られる縁起物で、漁師の誇り・魂とも言うべきものと聞きました。船名は先祖代々受け継がれ、一世帯で複数船を持つ場合は、第一、第二、、○○丸とすべて同じ船名をつけるようです。

阿部さんの地域を想う気持ちに深く共感し、そして復興のシンボルとして港に並ぶ大漁旗を想うと武者震いしました。何とかして年末までに全世帯(船)分の大漁旗をお送りしたいと心に決め、このたび皆様方にご協力をお願いさせて頂くことに至りました。(抜粋終わり)”

このお正月に華やかな大漁旗が海辺に並び、それを見た皆様に少しでも、前へ進もうと思う気持ちが生まれたら、本当に素敵なことだと思いました。

私自身、皆様からのご愛顧のおかげで今年一年が無事終えられた感謝をこめて、参加させて頂きます。

皆様、ありがとうございました。今年も残り2週間あまり、最後までがんばってまいります。
どうぞよろしくお願いします。

またたび企画
池田範子