はぁ。色々ありすぎて、ブログを放置していました。コロナ騒動で、ブログどころではなくなったのと、最近はSNSで日本の家族とも気軽に写真や動画をシェア出来るので、こうして、わざわざブログに書いて報告することもあまりないかと。けど、これはひよこ家の記録でもあるので、今日はちょっと書いてみよう。まずは、ざざっとひよこちゃんの受験のお話。
ひよこちゃんは、高校の受験をした。アメリカでは通常、高校受験はしなくて良い。高校までが義務教育で、自動的に地元の高校に行けるから。そんな仕組みなので、どの学校区に住むかで高校のレベルが変わり、学区選びがとても大事。ひよこちゃんの住む町の高校は、州内ではトップクラスのレベルなので、そのまま進学しても何の問題もない。実はこの町は、海外でも有名ならしく、この町を目指してわざわざ外国から引っ越して来る家族も多い。なので、本当は受験しなくても良かったんだけど、ちょっとこの町の学校に合わないかな~と思っていたのと、落ちたとしても良い経験になるから、チャレンジということで。ひよこちゃんが受験した高校は、公立高校のランキングでは、全米でトップ10に入る高校で、1600人ほど受験し、受かるのは300人。書類審査と志望動機を書いたエッセイと、数学と英(小論文)の試験をパスした600人ほどが2次試験に進め、2次試験の面接で最終的に300人ほどが合格する。ほとんどの子が、一次試験の為に、専門の塾に通って準備をする。
ひよこちゃんは、スポーツをしていたので時間が無かったのと、塾の月謝のあまりの高さ(家族で優雅なバケーションに行けそうなお値段!)に、「ダディと一緒に自力で勉強する」という、イバラの道を選んだ。学校の成績も、全部Aに保たないといけないから、それなりに大変。ひよこちゃんは、何事もせっぱ詰まらないとできないから、毎日夜遅くまで、ダラダラと起きている日々が続いた。週末の夜にダディと喧嘩しながら数学の問題集をする。何度も何度も泣いたねぇ。成績が良くて、且つ、課外活動でも活躍している優秀な子ばかりが受験するので、沢山の受験生の中で、光るものを見せないといけない志望動機のエッセイの方は、マミーと何度も喧嘩しながら、書いては直し、書いては直し、書いては直し。前年の夏休みから構想を練っていたので、4か月位かけて、最終的にはチューターに全体を見てもらって、完成。家族一同、やるだけのことはやった!という気持ちで試験日を迎えた。
さて、試験日。いつになく緊張しているひよこちゃん。送って行ったダディ曰く、「じゃぁね」と言ったきり、一度も振り返らず、ゾンビのように、ふらふら~~~っとおぼつかない足取りで試験会場の入り口に吸い込まれて行ったらしい。だ、大丈夫だろうか?
で、試験が終わってお迎えに行くと、行きのゾンビから打って変わった、上機嫌のひよこちゃんが。何でも、数学がとっても簡単だったと。しかも試験が終わった時に、周りで、「えー、半分しかできなかった!」みたいに言っている男の子が居て、すっかり自信を持ってしまったらしい。肩の荷が下りて、しかも試験の出来に手ごたえがあって、ほっとしたらしく、家に帰ると、カレーを何杯もお代わりして食べた(あ、それはいつものことか)。
それから約2ヵ月後、一次試験突破のレターが来た。まぁ、自信あったみたいだけど、やっぱりほっとした。のも、つかの間、次はひよこちゃんが一番苦手な面接。個室に呼ばれて3人位の先生に色々と質問されるらしい。考えるだけで憂鬱らしく、どどどーっと暗くなるひよこちゃん。けど、任せなさい!面接は、マミーの得意とするところ。想定問題を沢山作って、まずは、文章に書いて、それを直して自然に話せるようにある程度暗記。直前には、面接の練習もした。洋服、髪型はもちろん、ドアをノックして入るところから。先生と必ず目を合わせてにっこりしながら、握手すること(しかも手にぐっと力を入れる)等まで、細かく指導。模擬面接も、試験官のマミーが、グリグリ突っ込んで、途中でひよこちゃんに「そんなネチネチした試験官なんて居ないよ!」っとキレられた。面接日は、選択出来たんだけど、敢えて、ひよこちゃんのお誕生日を選んだ。その方が話が弾むかなぁと。朝から、ドキドキの、とんでもない誕生日(笑)
面接が終わり、どうだった~~?っと聞くと、開口一番「ママみたいな試験官だったよ!」って。「何か言うと、そこをしつこく突っ込んでくるの」ははは、そうでしょ、そうでしょ。「どんなこと聞かれたの?」っと言うと、「一番最近読んだ本」とか「今、一番ホットな話題」「自分に影響を与えた人」等々で、20分ほど、色々聞かれて、ひよこちゃんも頑張って話したとのこと。「自分に影響を与えた人」で、何故かふっと口をついて出てしまったのが「宮本武蔵」だそうで。当然「だれ?それ?」って聞かれて、冷や汗もので説明し、分かってもらうのにとても時間が掛かってしまったそうな。一番ホットな話題は、事前に練習した通り、「コロナウィルスのエアロゾル感染の可能性」について話せて、「先生方も満足そうな顔をしていたと思うよ」とは、本人談。最近読んだ本は、「老人と海です。3年生の頃に日本語で読んで、今、英語で読んでいます。3年生の時には、さーっとストーリーを追っただけでしたが、再読して、ゆっくりと文章をかみしめながら読むということの楽しさに気付きました」と。満点の解答だね。偶然、先生受けの良い本を読んでて、しかも、さり気に日本語もアピール出来て、良かったねぇ。
そこから、待つこと1か月ほど。ひよこちゃん、見事に志望校に合格!封筒が送られてきた時は、薄っぺらくて、「あれー、落ちたかっ」っと思ったけど、「おめでとうございます」っと書いてあって、ほっ。9月から晴れてその学校のフレッシュマン(1年生)となった。今のところ、授業はバーチャルで、10月下旬から、ハイブリッド(密を避ける為に生徒を2グループに分け、1週間通学して、次の1週間はバーチャル)で通学することになるらしい。すでに、グループプロジェクトがあり、夜遅くまで、皆とオンラインでミーティングしたり、一緒にプレゼンの練習をしたりしているので、通学前にある程度知り合いも出来ると思う。基礎能力があり、同じような志向や目標を持って、勉強に対する努力を馬鹿にしない子ばかりの集団に入れたのは、ひよこちゃんに取って、ものすごいプラスになると思う。その代わり、プレッシャーや勉強の量は半端なく多いと思うけれど、まぁ、それは、地元の高校に入ったとしても形が違えど同じ量のプレッシャーはあると思うので、どうせ苦しむなら、より高いステージで、と思うのだけど、どうだろう?少なくとも、マミーはそうやって生きてきたかな。
ひよこちゃんの高校生活が実り多いものになりますように。そして、気の合うお友達に巡り合えますように。精神的のバランスをきちんと保って過ごせますように。マミーはここから先はお勉強のお手伝いは全くできませんが、ひよこちゃんの大好きなごはん作って応援するからね!そして、遠い学校への送迎も、頑張ります!バレーボールがキャンセルになったので、ソフトボールを始めたので、パパはスポーツの送迎を頑張ってもらいましょう!これから、家族一緒に頑張ろう!