虎者 NINJAPAN 2020 見てきました | ばんぎゃと呼んでもかまいませんが***

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いうほどバンドに詳しくありません。

2月28日から休館していた新橋演舞場で、225日ぶりの演劇公演ということで

10月10日からスタートした虎者NINJAPAN2020。

見に行ってきた。

(ちな私的には2月24日の八つ墓村以来の新橋演舞場。)

 

まず、始まる前の注意事項の中に「観劇中は、背中を背もたれにつけて見ようね」を追加してくれないか?

いや、観劇マナー無い子、こんなにいるー!?てなったぞ、おい。

 

去年も行ったけど、今年は変更されたところがいくつかあるとのことで。

・2幕構成だったのを、休憩なしの1時間45分にギュッと濃縮

・ジャニーズJr.の出演者が3人増えた

・ストーリーが変わった、っていうか、脚本がある!!!

 

この「脚本がある」のおかげで

 

・セリフからくみ取れる登場人物の心情に人間味がある

・敵と味方だけでなく、明らかに気になる存在の奴がいる

・無駄に色恋沙汰で処理しようとしない

・登場人物の口調が最初から最後まで統一している

 

と、演劇として当然のことがやっと叶ったので

見応えのあるストーリー展開になっている。

 

加えて、話題になっているトランポリン。

こちらの技術はさらに迫力を増していたという印象。

もう、アイドルの域超えてるよ。

これ毎日やってるって、アスリートなの、この子ら?って思う。

トランポリンのシーンは、出演者の緊張感が伝わってきて

こちらも、手に汗握ってしまう。

それでいて、映像とのコラボにより「ほんとに忍者の技みたいじゃん!!!」

と、ドキドキわくわくな演出にもなっている。

 

これは、海外の忍者好きのみなさん、国内外のちびっこたちにも見せたい。

これは、楽しい。

(なんでチケット売り切れてるんだよ、なんで配信の申し込みもうできないんだよ。。。

 頼む、DVD化してくれ。多くの人が見られるようにしてくれ。)

 

殺陣のシーンは、最初は素手だったのが、途中で敵の刀を奪う主役の7人。

これが、7人とも華麗に刀を手にしていて、美しかった。

 

戦いのシーンとしては、電飾のついたタップシューズと棒を駆使した演出も。

ここは、ジャニーズJr.増やした甲斐あったなっていうシーン。

主役側3人+4人と、敵側5人という構図で、全員が同じ雰囲気のダンスができるっていうのが

バランスよくて、かっこよかった。

 

初演は、父親を亡くす(っていうか、子ども達が殺す)という絶望だったけど

今回は、裏切られる絶望。

ただ、それを受け入れる強さも、7人がそれぞれの表情で魅せてくれた。

 

何があっても信じる強さ

悪は必ずしも、悪なだけではない

人は変わることができる

という、「人」をもっと愛しく思えるような要素も多い。

 

なんで、これを見に行く人たちの一部は、相変わらず高額転売で買っているのかと疑問に思うが

まぁ、変わらない人も変わらない悪も、現実にはあるよねって。

 

ShowTimeもギュッと凝縮。

あ、パンフに載ってるのと曲が変わったのね?

でも、戦う強さ的には、今日聴いた曲のが似合ってた。

あと元々ある曲の、アレンジが変わったの、素敵だったな。

曲に対しても、新しい1面が見られて、楽しめた。

出演者全員で魅せる、VOLCANO~虎者ver.~は今年も健在。

このVer.はここでしか見られないから、やってくれてありがたい。

白い衣装でTogetherNowとTalk it!Make it!

こちらも虎者ファミリーの魅力満載で、微笑ましかった。

 

あっという間の1時間45分だったけど

ストーリーに引き込まれて、ドキドキして

考えさせられて

ShowTimeで魅せられて、最後は笑顔になれて

楽しかった、大満足!

 

ほんとに、多くの人に見てもらいたい。

DVDの要望出しにいってくるね。