2年前に亡くなった父
91歳だったので大往生の部類ですね
お葬式をどうするかってことになったとき、参列者を考えてみると、親戚は半分亡くなっていて、残りの半分も住んでる場所が離れていたり、体調などで参列そのものが困難な状態
だいぶおさまったとは言え、コロナ禍でもあったので家族葬にするかってことになり…
参列者はうち家族と兄家族の全員来たとしても8名
このメンバーでお通夜とお葬式2日に分ける必要ある?って正直思いました
ただ、この年代の特徴とも思いますが、父はそういう儀式的なことをとても重んじる人だったので、まぁ最後のお見送りくらい一般的なやり方にしようということになり…
母親のときは何もわからず言われるがままにして、えらい金額になったので、今回は小さな部屋でいいし、お花も棺も贅沢しないでいいからと兄に葬儀関係のことをお任せしていたら、見積もりびっくりの
120万円
兄いわく、これが一番安いパターンだったそう
もう故人はその会館に安置されているし、言い値でおまかせするしかないんですよね
なんだかもやっとしましたが、お葬式の前の湯灌に私もお手伝いさせてもらえたりしてサービスはとても良かった
たった7.8人の家族を前に司会の方が
「〇〇さまは激動の昭和時代を生き抜き…なんちゃら~」
とナレーションまで入れてくれたり…
(その後、激動の昭和時代と言うフレーズが家族で流行った)
ま、そんなわけで高かったけど、ちゃんと形式通りできたから父も喜んだであろうと納得しました
で、しばらくしてからふと
♪ちいさなお葬式~
みたいなのだとどのくらいだったのかな?って調べてみたら、一番安いパターンだと本当に何も入ってなくて、ああしたい、こうしたいと希望を言い出すとどんどん金額があがっていって、結局それほど安くならないパターンもあるとか
葬式業界、なかなか単純ではないみたいですね
亡くなってから急に葬儀社を探すからこういうことになるんだなとちょっと後悔
年齢や体調から考えて互助会とか入っておけば良かったんでしょうけど
それやっちゃうと、不吉な気もするし、なかなかできないですよね~
夫と自分のときはちゃんと前もってどこでどのくらいの金額でって調べておかないとなって思いました
よろしければ