6/3月曜の朝9時に火葬されたポンタを迎えに行って来ました。火葬会社から5/29の午後に電話連絡があり、こちら翌日が祝日でしたのでゆっくりと迎えに行ける日を選びました。

あれから2週間が過ぎても私は全く立ち直れておりません。病気のマリーもいるし、仕事もあるし、私の仕事は体が資本だし...どうにかしなければと思いながら2週間が過ぎました。年齢的にも更年期の症状が現れてもおかしくなく、半年前ぐらいからどうも生理中は体がキツくて、特に偏頭痛や吐き気に襲われる事が多くなったように思います。それも重なった先週は丸々1週間体調不良で木曜日にはついに寝込んでしまいました。その間もやっぱり考えていたのは、ポンタの命は救えた命だったのではないか...ということばかりでした。

火葬会社さんはとても丁寧でこちらに寄り添った対応をしてくれて小さな骨壷に入ってしまったポンタと一緒に一輪の赤いバラ、火葬場でのポンタの写真(これはオーダーしました)、虹の橋のドイツ語版のカード等を受け取りました。あんなに重かったポンタがこんなに軽くなってしまった事に涙しながら家に帰って来ました。

火葬は5/23に行われた事も受け取った物の中に書かれていました。できるだけ早く家に連れて帰って来たかったので、全てが思いの外早く進んだ事にホッとしました。

ポンタの指定席はソファーの上の大きなペット用の布団でとりあえずそこに遺骨を置きました。その前にマリーにもポンタが帰って来たよと見せたのですが、当然のことながら反応はありませんでした。ところが、遺骨をポンタの指定席に置いて火葬会社からのいただいて来た物を見ていたらマリーがポンタの所にやって来たのです。病気が発覚して、目が全く見えていないこともわかり、足腰が弱くなって以来、ソファーの上に上がる事が出来なくなったマリーがソファーの上に上がって来てポンタの遺骨をクンクンとしている姿に本当にビックリしました。私はまだポンタが使用していた物が片付ける事が出来ずにいて遺骨の周りにポンタの物をそのまま置いてあるのですが、マリーがそういった物を匂いで確認するようにしているのをしばらく眺めていました。目が見えないマリーにはもしかしたら何か他の物が見えているのかしらと思ったり。こんな不思議な事があるのだとなんだか幸せな気分になりました。