どうしたらえぇん? 


―明るく楽しい認知症介護のために―


<第6回>



dou1 看護士さん

ナースは大変な仕事でなーす ―徘徊―

7月に入り食欲のなくなったおばあさん、2日間食事を摂らなくなり心配して兄弟とも相談してかかりつけの医師に診てもらうと、点滴をうってもらって検査した方がいいと入院することになった。

                               dou3

おばあさんが入院患者となってすぐに分かったことは病院が一番嫌うのは患者の徘徊だということだった。

わが家で看られるものなら迷惑をかけなくて済むのだが、入院当初は混乱したのか夜中に徘徊するようになった(本人は徘徊と思っていないだろうが…)。

急に環境が変わったためか、初日の夜中に(おそらくトイレに行こうとしたのだろうが…)柵がしてあるベッドから下へ転げ落ち頭を打ったり、隣の人のベッドで頭を打って床に転げたり、夜になると動き回りベッドに縛り付けるわけにも行かないので病院から手に負えないからと退院を勧められたこともあった。

                        do5

昼間でも、トイレへ誘導中に看護士が付き添ってくれているのにへなへなと座り込んでしまったり時には倒れこんで打ち身を作ったりするので入院中は青あざが絶えなかった。

いろいろとあったがなんのかんのといっても、2週間の入院中は医師・看護士さんには一日中何から何までお世話になり、いろいろと無理な所を大変お世話になったことは感謝の言葉しかない。改めて看護士の仕事は大変だなと思ったのでナ~ス。

看護は 当たり前と 思わば さにあらず 大変でナ~ス


  mytty7 心の一声)

dou13