旅たびトラベル  広島県中部


三原
 筆影山、仏通寺が有名な観光地。しまなみ海道ができる前はここの港から大三島、生口島へのフェリーが出ていた「しまなみ」への発着の地。港横の電話ボックスにはタコが乗っかっているほど、タコが名産。
 お土産にはタコの姿そのままの干物。タコ料理も生きがよくて美味しい。私のお勧めは港にも近い国道沿いの「蔵」。
 北にかなり離れてはいるが広島空港での飛行機の離発着には子どもの歓声が聞こえてくる。すぐ横に出来た三景園も歴史は無いが庭園には季節の花樹木が…。空港へ来た時にはちょっとよって観る価値はある。

府中
 府中家具、府中味噌で有名なこの町、芦田川中流沿いの道を走れば春の訪れがそこかしこに!

世羅西
 ここには多くの果樹園、花の園があり季節に応じてリンゴ、梨や芝桜などが…。自然と触れ合う機会も少ないあなたにはピッタリですよ!

尾道
 尾道は坂の町と言われ、もう一つ寺の町でもある。多くの仏閣があるが、中でも有名な千光寺はロープウェィで山の上まで行く。桜の時期も良いが秋の菊人形が秀逸。ここから、歩いて下りると文学の小道と呼ばれる武者小路実篤、林芙美子など数々の文学者の碑が点在する。現在の「しまなみ海道」出発の地でもある。 ここは尾道ラーメン発祥の地。ラーメン、海の幸はおいしい所が多いですよ。

しまなみ海道
 尾道から新尾道大橋・尾道大橋を渡り、向島へ小さなこの島を通りすぎると因島大橋に行きつく、因島は村上水軍、八朔発祥の地で有名。水軍城の一つに登ったことがあるが山の上に今は礎石のみ残る遺跡。水軍の面影はどこにも無いがなぜかロマンを感じてしまう。
 因島からすぐそこに見える生口島にも橋がかかり、そこには耕三寺がある。耕三寺は私財を投じた方の名前を付けている新しい寺。初めて訪れて後、20数年間に数回訪れたがその訪問毎にけばけばしさから年輪を重ねた趣きが出て来た。平山郁夫美術館は文字通りこの地に生まれた画家・平山郁夫の絵が並ぶ。多くのかんきつ類を集めたシトラス館も。 しまなみ海道の町はどこもかんきつ類が名産。海産物もおいしい、特にタコは美味い。
 (愛媛県側・大三島、伯方島、大島、来島、今治)