2011年3月11日午後2時46分
マグニチュード8.8
東北地方太平洋沖地震発生

まさかこんな日が来るとは・・・
こんな歌詞の歌があった気がするが今はどうでもいい。

正直、現実感がない。
今まで数々の地震や津波の映画、ドラマを見てきたがまるでそのようだ。どこかで見たことのある風景で出来事だ。
不謹慎ではあろうがそれ以外何とも言いようがない。

数々の、大きな、甚大な被害の地震はあるだろうが、僕が今までで一番記憶に残る大きな地震は、
1994年12月28日午後9時19分
マグニチュード7.5
三陸はるか沖地震発生
だと思う。

この地震で八戸市内のパチンコダイエーの一階部分が潰れ死者も出た。
市内全域、周辺地域でも多数の被害、負傷者、死者も。

地下にゲーセンがあり、よく通っていた一番のお気に入りだった。
そんなにゲームをした訳ではなく、ここにあったコカコーラの自販機目当て。
もう今は見かけない木目調のような茶色のパネルで、200ml瓶の自販機。
コーラ、スプライト、ファンタ、ハイシーがあって、スプライトとファンタオレンジがお気に入り。
これを飲む為に行っていた。
それが無くなった。

何とも切なかった。
今も瓶はあるがあの頃とは違う。
何が違うか説明はできないけど空気とか時代なのかね。
でも今でも瓶のジュースはやっぱりイイネ。

あの日の記憶が蘇る・・・



今年の冬。大雪に厳冬と正に冬らしい冬だね。
去年の夏の暑さが遠い昔の事のようだ。
昔はこんな冬がこれが当たり前だったような気がする。
だから記憶に残っている冬は無い。

反して印象深い夏がある。
多少の記憶違い、思い込みもあるだろうが16年前の夏が一番暑かった。1994年のあの夏。
とにかく暑くて汗が溢れ、いわゆる夏のイメージ通りに太陽はギラギラ、ジリジリと肌を焦がす。
そして特にセンセーショナルだったのがUSコーラだ。
今も円高となっているが1994年もバブル後まもなかったし円高だった。
TVでもよく取り上げられていたし、自分にしてみれば円高還元商品の象徴的で身近な商品だ。
地元のダイエーに1本49円?、6本パック288円程で売っていた。
確かにコーラではあるが味はコカコーラの方がおいしい。
でも缶の形状もデザインも好きだったし、暑い中自転車でよく買いに行っていた。
後に色々なUSコーラが出てきて値段も安くなり、39円だったりしてこの夏はUSコーラをよく飲んだ。

でも今はもうUSコーラは見かけなくなったし、ダイエーも10年程前に閉店し昨年、遂に建物も取り壊され駐車場になってしまった。

USコカコーラ、USペプシは今でも見る機会はある。
日本の物とはデザインも形状も違うし何だかワクワクする。
どことなくチープで偽物的な感じが好きかもしれない。
古きアメリカ、日本が好きだ。

暑い夏とUSコーラとダイエーは思い出深い。

あの日の記憶が蘇る・・・