物語は、終わりとなりました。
「記念品より手紙が欲しい」
メールの一件から、メンバーが抱いている彼女への印象が変わりました。
そして、業務中も自席から離れ、自由奔放に業務中の他のメンバーのところへ行き
自由人な様子を見て
「なんかかわってるよね」
「でも、辞める前にごたごたするのも嫌だから放っておこうよ。」
そう思われてしまったようです。
結局、贈り物は個人に任せる形で、最終出社日を迎えました。
いらないといわれても、みんなそれなりの準備をして、
贈り物をしていました。
もちろん、私も過去の様々な腹の立つ出来事は棚の上に置いて
彼女が喜びそうなものを考えて、当日業務終了後にお渡ししました。
メッセージを添えて・・・![]()
残念ながら「お世話になりました」という言葉は、上席に向かっても見受けられませんでした。
礼儀というものがあるでしょ!と、私は古い人間なのかもしれませんが、どんなに嫌な人でも
長年、ともに仕事してきたわけで、そんな言葉を伝えることは、礼儀と思ってしまうので、
それが、できない
っていうのは、寂しい。。。
まぁ、急な退職なので、それも仕方ないのかと、思い直しましたが、
「体に気を付けて、頑張ってね」
それだけ伝えてお別れしました。
今回のようなことが、ほかでも起きていることは、ネットで検索すると結構あることがわかりました。
色々な理由があることもわかりました。
退職者本人の気持ちと、送る側の気持ち。
円満退職であれば、何も気を使わなくてもよい部分ではありますが、
そうじゃない時もある。ただ、「常識のない人」と思われなくなくて、受け入れている人もいるようで
今後は、声が上がらなければ個人に任せるスタイルに決めた方がよいかも?と思いました。
あ、うちの上席?何もありませんでしたよ。
上席とは水と油で、生理的に受け付けないとされた状況を思ってか、
ほかのメンバーに「俺は何もしない方がいいよね?」と聞いていたそうです![]()
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さてさて、業務終了後の彼女は、別部署の人へも、お別れの挨拶(アピール)をしていたそうです。
(業務上でも、私的でも全く関りがなかったのに
)
「今日で、終わりなんですー
」と話を振られ、
話しかけられた方は、
「あ、そうなんですね。お疲れさまでした。SPさんなら次の仕事でもTOPになれるんじゃないですかぁ。」と・・・
「そうですよねぇ~。私もそう思います。」
「・・・・(苦笑い)」![]()
「あの自信はどこからくるんですか?」
と私が質問を受けました![]()
彼女なら、そう答えると私も予測できました。自己評価の高い方なので・・・
でも、その自信はある意味、大切な場合もあります。
そこは、少しだけ見習いたいですね。
とはいえ、トラブルメーカーと称されていた方たちがいなくなる結果となりました。
彼女たちの影響で、辞めていった私の同期に報告したいくらいです。(しませんけど)
そして、ここからはSPさんに影響を受けた、メンバーの様子を見つつ、フォローが必要とあれば
フォローしていこうと思っています。
すでに、席の調整や、休憩時間の調整をして、元の自分を取り戻している人もいます。
上司の愚痴や、会社の愚痴、それを発散できるような機会(飲み会やランチ会など)も奪われている中で、
人とのコミュニケーションという点では、「会話」がとても大切な時期だと思います。
気持ちを切り替えて、再スタートです。