SPさんは、当時のSVと同様、承認欲求が強く、
「私はこんなに頑張っているのに!!」という方です。
そして、口うるさいお姑さんかのように
頼まれてもいないのに、指導したり、勝手に対応についてのフィードバックをしていたり、言われたメンバーは大きなお世話ですよ。
人によっては、あの人怖い!と言って、怖がられていますが、そのことについては全く気が付かず、おせっかいを、良いことをしたと思ってしまう方です。
さて、この度、自分が思い描いているようにはならない現場に、物申しおられました。
その原因の一つに、人員が減ったことが一つあります。
人員が減った理由を、忙しいから体調を壊し退職していると思われています。
ないわけではないとも思うところもありますが、
体調を崩しているメンバーややめていったメンバーはこのSPさんに捕りつかれた人ばかりです。
SPと一緒に業務をしていた。
SPと行き帰りが一緒
SPにあれやこれやおせっかいされた人。
SPが不平不満をこぼしていた仲良しの子。
こわ!!
というより、不平不満を聞かされ続けると、体を壊すということがわかります。
やめたSVも、今考えると、あれだけのモノ申しを聞かされていたのかと思うと正常な考えができなくなったのも、理解できてしまうわけで…
してるつもりはないけれど-洗脳!?とさえ感じてしまいます。
話はそれましたが、人員減が続いて、その対策がなかなか進まないことへの反論もしくはSPの存在価値を上げたかったのだと思います。
「12月で辞めようと思います。」
もちろん、止められると推測しての行動だったことでしょう。
現場に悪影響を与えることが多く、辞めようかな?と同期に相談していたのは、今年の夏。そう、「辞めようかな?」というワードは2度目です。
もう、今はだれも「考えなおしなよ!」という人はいませんでした。
「決めたんだね」
それが、今回、SPにかけられた言葉でした。これが、←今回の誤算です。
彼女のシナリオは、
社内で、ナンバーワンの成績を出している自分がいなくなったら大変なはず。
「やめます」→「それは困ります」会社が自分の存在価値を認めて止めてくれる→「考え直します」→存続
ざんねん!!
今回は、そうはなりませんでした。
会社の方針に従えず、不平不満ばかりを言って寄り添う様子が見られない。
そこへ、退職希望の申告。
結果、
「やめます」→「そうですか。一旦預かります。」→社内会議→「退職受理」
この退職受理のタイミングで、色々思いの丈を言ったらいいのに、その場では言わず、社外に出て同期にまた、愚痴。
まさにシナリオがうまく進まなかったことが、彼女の苛立ちを掻き立て、それを見ている私たちは、ただただ、後ろ髪をひかれていて、止められたかったのに…止められなかった。と、悔やんでいるようにも見えます。
次のステップを決めたのであれば、もっと前向きに今後を考えても良いようなものだけど…(仲良しのSVさんは決めた瞬間から、次の目標を立てて新たな職場を在職中に決めて旅立っていきました。)
SPさんは同期に結果を話しても、
「そうか。決めたんだね。」
「しかたないよ。」
「上司とはあわないんだもんね。」
と、だれも、「辞めるのやめなよ。」という人はいません。
かわいそうにも思えます。が、私も、「辞めるのやめなよ。」とはいいません
もういいです。この人間関係のごたごたから解放される。あれやこれや攻めてくる文句からも解放されると思うと、「お疲れ様でした。」と見送ってあげようと思います。
もう、不満ばかりもらしているのはカッコ悪いので、早く気が付いて前を向いてほしいと願うばかりです。