ゴジラ対グリフォン
監督は「スピード」「ツイスター」のヤン・デ・ボン。
彼の演出プランを試算したら物凄い金額になることが分かり
立ち消えとなった幻の企画。
そこで監督をローランド・エメリッヒに変えて作ったのがあの1998年に
公開されたワニ・ゴジラの「GODZILLA」でした。
エメリッヒはこのゴジラ映画のオファーを4回断ったそうだが、「いい加減な脚本とデザインを提出し
『これなら、あちらから断るだろう』と思っていたらゴーサインが出てしまい、仕方なく撮影に入った」
(ウィキペディアより)というやる気のないカイジュウ映画になってしまいました。
では試算オーバーで立ち消えとなった幻の「ゴジラVSグリフォン」はどんな映画になったのか?
お待たせしました、動画ありますよ!あるンですよ!見せますとも!
その前に2010年9月24日の僕の記事に重要なことが書かれているので掲載します。
ちょっと.長いけど読んでね☆(hiko)
このデ・ボン版は、監督がデ・ボンに決定したほかに脚本も決定。
さらにはSFX(視覚効果)界の超大物、スタン・ウインストン
(『遊星からの物体X』『ターミネーター』シリーズ)が、
キャラクター・デザインまで、すでに手がけていたのです。
またヤン・デ・ボンは日本から高倉健の出演を望み、
アメリカでカメラ・テストまで行われました。(← これですよ!あとで見せます!)
しかし、ヤン・デ・ボンの演出プランを試算すると
当時の金額で製作費が200億円を超えることがわかり
会社はデ・ボンに演出プランの変更を求めましたが
話がこじれ、結局ヤン・デ・ボンは降板し、
監督として新たにローランド・エメリッヒ(『インデペンデンス・デイ』
『デイ・アフター・トゥモロー』)を迎え、脚本と
演出プランを一新して、あの”イグアナ・ゴジラ”が
製作されたのです。
では、ここでヤン・デ・ボン版のあらすじをご紹介します。
宇宙から飛来した謎の大怪獣が、世界中で暴れ周り
地球規模の大危機に陥ります。
その宇宙怪獣は鷲のような羽根を持ち『グリフォン』と名づけて、
対策を講じますが、いずれも効果的な作戦に、なりませんでした。
ならば、
目には目を。
歯には歯を。
怪獣には怪獣を!
と、アメリカが研究していたバイオテクノロジーを使い
恐竜を復活させ(実際には想像を超える大怪獣となった)、そしてついに、
ゴジラとグリフォンの地球の存亡をかけた怪獣戦争のときが来たのだった!
・・・というものです。
ちなみにグリフォンとは、ギリシャ神話にも登場する
鷲の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物です。
ここまで読んで、「本当かよ~?」とお思いになられる
読者や、ゴジラ・ファンもおられるでしょう。
これが証拠写真です!
この方がスタン・ウインストンさん!
後ろにゴジラが見えますね。
そしてこれが『グリフォン』とスタン・ウインストン。
神話のイメージとだいぶ違う・・・(汗)
これがヤ・デ・ボン版のゴジラくん!
エメリッヒ版はイグアナでしたけど
こちらはワニですね。
これがゴジラ対グリフォンのイメージですよ!
こちらは『グリフォン』の子分のような怪獣。
ガメラで言うなら小レギオンみたいなものでしょうか。
これは怪獣にみえないですね。
googleで検索すると他にも出てきます☆
さてさてお待たせしました!
幻の企画「ゴジラVSグリフォン」。
.
そのカメラ・テスト動画がこれです!
なお怪獣とかまだ細かく描写されていないのはテストだから。
本番だったらもっと詳細な体つきだと思います。
The Gryphon (Godzilla Found Footage)
ゴジラはエメリッヒ・ゴジラと最近のモンスター・ヴァースのゴジラの2体が出てくるんですね。
このシチュは「ゴジラVSコング」で2対1のカイジュウ対決で使っていますね。
グリフォンの最後がなんとも凄いというか。「ゴジラ対コング」よりえげつないかも。
紙ふうせん /冬が来る前に
松田樹利亜/FOREVER DREAM
小柳ゆき/愛情