格闘技ネタから遠ざかっておりますが、
明日は、RIZIN 福岡もあるし、たまには掲載してみる。
まずは前振りとして映画「ロッキー」の話です。
映画「ロッキー」は実力はあるものの金貸しの取り立てで生計を立てている三流ボクサーが主人公。
ある日、ボクシング・ヘビー級選手権が行われようとしていたが
試合直前になって挑戦者が怪我をしたため代役を探していた。
チャンピオンのアポロ・クリードは無名の選手にチャンスを与えることで、
アメリカン・ドリームを体現させて話題を作るというアイデアを出して採用される。
アポロは「イタリアの種馬」というニックネームがユニークだというだけで
ロッキー・バルボアを対戦相手に選んだ。
ロッキーは思いを寄せるペットショップ店員のエイドリアンに
「もし最終15ラウンドまでリングの上に立っていられたら、自分がただの
ゴロツキではないことが証明できる」と語る。
試合開始―。激闘が続き、予想を覆して15ラウンドまで進み試合終了。
最終ラウンドまでたっていられたロッキーはリング上で「エイドリアーン!」と叫び
リングに上がったエイドリアンに向かって
ロッキー「アイラブユー!」
エイドリアン「。「アイラブユー、ロッキー!!」
という映画でした。
ちなみに「ロッキー」には未採用のもう一つのエンディングがあったのは
スライ・ファンならご存知かと。
↓ ↓ ↓ ↓
http://theeditroomfloor.blogspot.jp/2012/04/lost-scenes-of-rocky-part-3.html
で、ここからが今日のお話。
そんなロッキーを地でいくような総合格闘技の試合があったのです(実話)。
10月8日、ブラジルの総合格闘技イベント「Juiz de Fora Fight 18」が開催されました。
メインイベントはウェルター級の選手権。
今回のドラマはその10月8日、会場となるホテルに総合格闘技未経験の男性が
彼女とともに手作りのお菓子を売って、その代金で格闘技を見ようという
安直な考えから始ります。
今回の主人公はルイス・フェリペ・アルヴィム、22歳。(以下ルイス)
世界最大の格闘技団体UFCで活躍するフェリペ・シルバのお弟子さんです。
フェリペ・シルバ
↓
http://jp.ufc.com/fighter/felipe-silva
ルイスは彼女と手作りのお菓子を作り会場外で売り、そのお金で
格闘技イベントを見ようと彼女とやってきます
が、
これが売れないんだなぁ~。
結局二人は自腹でチケットを購入し入場。
つまり「運命」はお菓子が売れるか売れないかではなくて、ルイスが
この会場に来させるように仕向けたのかもしれません。
二人は会場に入るや試合に出る予定の友人と、合わせてセコンドとなる
フェリペ・シルバのもとに向かうのですが、なんと!
当日、行われる予定のウエルター級選手権の挑戦者が、
王者の計量オーバーを理由に出場を拒否。
(ボクシングでもそうですが、格闘技における体重差はそれほど試合に影響がでるのです)
一旦代役候補が決まったものの、それも試合40分前に逃亡。
その状況で混乱しているところにルイスたちがやってきたのです。
「お前、試合に出てみないか?」
試合開始40分前のと突然の打診。
ちなみにルイスはムエタイ15戦、柔術は青帯のキャリアですが
総合格闘技は未経験です。
(格闘技に馴染みのない方に分りやすく言うならばムエタイはキックボクシング。
また柔術の青帯は白帯から始って黒帯まである中で、一番幅広い層で
青帯上位者は、それだけでも相当な実力者です)
師匠と彼女の手前だからかOKするルイス。
選手権試合は40分後―!
戦う相手は総合格闘技5勝1敗の王者・エドゥアルド・ルフィーノ!
試合開始!
序盤から激しい攻防が続きルイスは顔面に何度もパンチを入れられます。
下になったルイスは激しい攻防の中から関節技に持ち込みます。
(注。実は柔術では相手より下になっていた時の方が技のバリイエーションが
豊富だったりします)
腕ひしぎ十字固めを狙うが逃げられ、すかさず三角締めに移行。
とにかく試合を終わらせたいルイスは締め続け、王者ギブアップ!
新王者、ルイス・フェリペ・アルヴィムの誕生です!
チャンピオンベルトを受け取ったルイスはそのまま彼女にプロポーズ!
彼女の答えは
「イエス」。
あれ?
ツィッターをリンクしたんだけど貼れてないや、
ま、いっか。
YoutubeのRIZIN公開計量を見てました~♪
那須川対大和が楽しみだな。
メインのアンディ・ウィン、体重オーバーでした。
最近多いね体重オーバー。
そして女子格闘技でまた新たな注目選手が!
美人柔道家・渡辺華奈がMMAに参戦!
そろそろ中井りんも復帰してもいいと思うんだけど。
昨日、BSテレビでロバート・デ・ニーロとスタローンの
ダブル主演の「リベンジ・マッチ」を放送していました。
(僕、見てましたよ)
僕、この映画大好きなんです。
「ロッキー」対「レイジング・ブル」
と言いますか、それぞれの老年時の続編として成立しそうな映画です。
スタローンの演技はまぁまぁだけど、演技に独特の個性があり、味があります。
デ・ニーロは演技が上手すぎて、心理状態を表情に出し過ぎで
見続けると少しクドくなってくる・・・。