あの企業は消費者を裏切った
あの芸能人はファンを騙した
あのユーチューバーはリスナーを馬鹿にした
あいつは俺に喧嘩を売った

【攻めろ】
今こそ報復の時だ
【攻めろ】
奴らに思い知らせるんだ
【攻めろ】
泣き喚かれても手を緩めるな
【攻めろ】
絶対的な正義の下に

無能な奴が身の程も弁えずに
調子に乗って出しゃばるんじゃねぇ
テメーらみたいなクソガキ共が
この国を駄目にする
お口チャックして真面目に働け
常識をその空っぽな脳味噌に叩き込んで
迷惑かけてゴメンナサイっつって
土下座しながら地べたを這え



あいつのせいであの企業が潰れた
あいつのせいであの芸能人は死んだ
あいつのせいであのユーチューバーは辞めてしまった
あいつは世の中に喧嘩を売った

土下座しながら地べたを這え
迷惑かけてゴメンナサイっつって
常識をその空っぽな脳味噌に叩き込んで
お口チャックして真面目に働け
この国を駄目にする
テメーらみたいなクソガキ共が
調子に乗って出しゃばるんじゃねぇ
無能な奴が身の程も弁えずに

絶対的な正義の下に
【攻めろ】
泣き喚かれても手を緩めるな
【攻めろ】
奴らに思い知らせるんだ
【攻めろ】
今こそ報復の時だ
【攻めろ】




✧✦✧✦✧✦✧✦✧✦✧✦✧✦✧✦✧✦✧✦
久々に詩を書いてみました。
今回の詩は、まあ普遍的なテーマで書いているので解り易いと思います。
正義と暴虐は紙一重であり、自身の正しさを振り翳して無自覚に他者を攻撃しているヒーロー気取りの人間を鏡に映せば、そこには暴虐の徒の姿が見える事でしょう。
そして、その暴虐の徒を執拗に断罪しようとする者もまた、同じ穴の狢にしか過ぎません。
その様相は宛ら合わせ鏡であり、だからこそ詩も鏡の様に表現しています。