スーパーでパートで働いていた時。
ある売り場のパートの女性が退職することになった。
正社員でもない、パートの女性で、二十九歳ぐらいだったと思う。
私はその女性とつきあいはなかった。
仕事でちょっと話したかなあというぐらいだった。
私たちの売り場とその女性の売り場と電機売り場の三つが、マネージャーである男性上司が担当する売り場だった。
だから、その三つの売り場全員で、二十九歳の女性の送別会をすると、売り場のチーフが言って、
「Hさんも行くって言ってる」
と言い、私も参加してと言うのだ。
(Hさんというのは、同じ売り場のパートの女性)。
「遅くなると、親がうるさいので」
と、やんわり断った。
「参加してくれない?」
とチーフはしつこかったが、あまりにバカバカしいので、無理だと断った。
バカらしい。パートが退職するのが、そこまで大問題なのだろうか?
そんな飲み会、興味がない。
でも、そのスーパーでも他のスーパーでも、パート・アルバイトの比率が高いので、時間給労働者に対しても、正社員のような意識を強要されるらしかった。
それで、その送別会は実現したのかどうか、よく知らない。