高校の時、一年のいつぐらいだったか忘れたが、バレーボール大会があった。
ひとクラスで男女各二組が出られるので、誰を出すかで、よく揉めていたように思う。
3年の時だったと思うが、嫌いな女の子のチームが勝ち進んでいた。
私のチームは、私は試合を見ていたから、早いうちに負けたのだと思う。どうでもいいことだが。
体育館から教室に戻って、トランプをやっている子もいた。
「トランプをするのはイヤだから」
と試合を見ている子もいた。
私も似たような理由で見学していた。
決勝戦を見ていた。
嫌いな子は、中学がバレー部だったと思う。違う中学だったが。
嫌いな子のチームの対戦相手のチームには、高校でバレー部の子が一人いた。
(負ければいいのに)
(負けるところを見よう)
と思って見ていた。
確かに高校バレー部の子は、迫力のあるスパイク(アタック?)を決めていた。
「あんなのレシーブするの無理よね」
みたいなことを嫌いな子は、隣りにいた子に言っていた。
強い子が一人いたけれど、結果は嫌いな子のチームが勝った。
プロ野球の勝ち負けで機嫌が悪くなる人の気持ちが少しわかったような気がした。
それから、今思う。
なぜ、あの時、教室に戻ってトランプをしなかったのだろう、と。
バレーなんて興味がない、関係ないという態度でいればよかったと思う。
決勝戦の試合なんて見るから腹が立ってくるのだ。
トランプをしていても、先生から注意されていなかったと思う。
教室に戻って、終わるのを待っていればよかったと思う。
スポーツなんて、下らない部分があるのだから。