笑美子はアパートで、彼と彼の実母つまり姑と住んでいたわけだが、(家出同然に家を出て)結婚式に両親が出席したことで和解して物語は終わりだったが、その後どうしたのか想像がふくらんできた。笑美子の実家はまあまあ広い一軒家なのだ。何部屋あるのかそこまでわからないが。

彼は彼の父親の死後、まあ貧乏になり、日当たりの悪そうな安アパートで母親と二人暮らしで、母親は病気がちだったと思う。彼も父親が生きていた時は、一軒家に住み、まずまずの暮らしだったのだと思うが、没落したのだった。

結婚式での和解の後、多分、笑美子パパママは、笑美子と彼と彼の母親と一緒に自宅に住むようになったんじゃないだろうか?

笑美子の彼の母親は病気っぽいのだ。

あんな狭そうな家に三人(もうすぐ四人)で暮らすより、大きいおうちに引き取ってもらうほうが自然だと思う。

笑美子は一人娘だし、彼が仕事に行ってるあいだ、家事と姑の世話はしんどいと思う。笑美子ママが助けるほうがいいと思う。

それで、孫が生まれて、幸せになりましたっていうほうがいいんじゃないだろうかと思った。

この『アリエスの乙女たち』ネタバレをちょっとしてしまったが、面白い漫画です。古い漫画ですが。是非、読んでみて下さい。