伸びろスイングアーム ~その4~ | 明日から本気出す

 

スイングアームですが、一気に進めるのではなくできるところから少しずつ進めたいと思います。

 

まずは取り付け前の下準備をすべて終わらせようと、二ードルベアリングの圧入に取り掛かりました。

 

が、

 

まったく入らない。

 

 

それもそのはず、元々の塗装が内側まで入り込んでいて塗膜分だけ狭くなっているのです。

 

とりあえず、塗膜を除去しました。

 

が、

 

それでもまったく入らない。

 

塗膜を除去しても、どう考えても圧入できるとは思ない内径。

圧入であれば、普通はコンマ0何㎜ぐらいの差であるはずが、0.1㎜以上は内径が小さい。

 

・・・削りましょうか。

 

ジョイント部なので本来触ってはいけないところなのですが、入らないものは仕方がありません。

内面を削ってはベアリングを当て、押し込んで少し入るか入らないかぐらいまでにしました。

 

そして

 

 

圧入成功。

 

削らないまま進めていたら、とんでもない力で押し込まないと無理だったと思います。

下手したらベアリングが壊れるか、スイングアームにヒビが入ったかもしれません。

 

このあたりが海外製品って感じですね。

実際、これで組み立ててるとしたら逆にどうやって圧入するのか知りたいぐらいです。

 

径からしたら0.015㎜ぐらいの差で、ベアリングを冷凍庫で冷やして圧入すればグググっと入るはずなんです。

これがまったく入らないから困ったものです。

 

素人研磨なので厳密にいえばベアリングにガタが生じていると思います。

軸を通しても触った感覚ではガタはないのですが、走行して振動を受ければ徐々にガタが大きくなると思います。

プライベーターでもきちんと場所と工具があれば安全も考慮してできるのですが、都内でシコシコやってる自分は感で進めるしかありません。

 

これも自己責任での勉強というところでしょうか。

 

あとはチェーンとブレーキの延長関係。

 

牛歩で進みます。

 

【追記】

 

もしかしたらACE125って樹脂ブッシュだったりするんですかね?

それならニードルベアリングが入りづらいのも多少は分かります。

 

ただ、OORACINGのサイトでは「SkyTeamでは定番」って書いてベアリングを売ってるのでノーマルだと思うんですけどね。

 

交換時の楽しみが増えました。

 

研磨するのは絶対に真似しないでください。

樹脂ブッシュかどうかは、報告したいと思います。