セルスターターが直らないのはいったん置いといて(置くな)、点火系を見直そうと思います。
ACE125R(125も同様)にはNHSP LD D8RTCが付いています。
これが標準品のようです。
中国メーカーのスパークプラグなのですが、だからと言って問題があるというわけではありません。
ただ、国内メーカーとは製品の精度基準が違いますので、中には「点火はするけど効率が悪い」なんてのもあるかもしれません。
馬鹿にしているわけでなく、国内メーカーの安心感を考えると交換するのがベターだと思います。
NHSP LD D8RTCですが、これをNGKの対応品に置き換えるとDR8EAになります。
さらにグレードを上げてイリジウムプラグにすると、DR8EIXになります。
どうせ交換するなら、イリジウムプラグにしちゃいましょう。
※写真には写ってますが、ターミナルナットはいりませんでした。
NGKにはさらに上の「プレミアムRX」があるのですが、プラグ一覧表に「端子形状や火花ギャップ等の違いにより取り付けできない車種があります」とあったので、今回は見送り。
余裕ができたらチャレンジしたいと思います。
※おそらく「DCPR7ERX-P」で大丈夫なはずです。ただしプラグレンチは16㎜。
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詳しく調べたところ、ターミナルナットがポンチカシメ型なのでプラグコードごと交換する必要があると分かりました。
それも含めてご検討ください。訂正いたします。
では交換へ。
プラグレンチはD番なので18㎜。
外してみました。
これはひどい。
交換。
なんのことはない、取って付けるだけ。
どうせプラシーボ効果ぐらいな変化なんだろうと思いきや。
始動性:格段に違う
アイドリング:驚異の安定性
エンジン回転:別物
このぐらい違いました。
測定して数値で見なければ実際のところは分かりませんが、少なくとも「点火性、燃焼効率、燃費」はメーカーが性能を謳っているので、向上しているのは間違いないと思います。
特に発進時のモタつきが大きく改善されて、まるで普通のバイクに乗っているかのようです。(ACE125に失礼だ)
こんなに違うなら、さっさと変えればよかったです。
これでスターターも直ればいいんですがね。