みなさん、こんにちわ(≡^∇^≡)


そんな訳で、ガラガラの空いている電車に乗って、私と旦那、そして子供は

私の会社のオフィスビルについた。


真っ暗(当たり前)。。。。なオフィス街。

駅からオフィスまでの歩く道も、なんだか、余計に暗く感じる。

人がいない。車も少ない。

もちろん、周りのビルも暗い。


オフィスビルに入ると、私のオフィスの前について、

旦那が「早く、鍵を開けろよ!早くしろよ!」と興奮する。


ガチャ・・・・鍵をあけたら、ドアを開ける間もない勢いで、

旦那がオフィスの中に飛び込んでいる。。。。


私は、その殺気立った勢いに、それだけで心臓がギュっと縮むようo(;△;)o


オフィスの電気をつける。

誰もいなかった。

私は、ちょっとホッとする。

こんな、殺気立った旦那を従業員スタッフには見せられないし、見せたくもないし。


旦那はオフィスの中をぐるり、ぐるりと見渡す。

特に別に変わった様子には、私には見えない。


でも、旦那はギラギラした目で、舐めるようにオフィスの中を見渡す。


子供が私のそばにくる。

不安そうに、私を見る。手をにぎる。


私は、急に悲しくなって、でも、私が泣くわけにもいかない。

子供が「パパ・・・どうしちゃったのかな・・・」とつぶやく。


あ・・・子供が不安になっている。

これはいけない。。。。


私はビリビリとした空気を感じながら、子供には笑顔をみせる。

「ちょっと、ここで遊んでいこうか」


そんな、遊びにきたわけじゃないことは、子供だってわかっている。

わかっているはずだけど、子供は「うん」と言う。

(゚ーÅ)


「じゃ、この紙でお絵かきでもする?このペン、使っていいよ」

コピー用紙とデスクにあるボールペンや、蛍光ペンをだす。


子供はオフィスの机に座って、なにか絵を描き始めた。


子供に「お茶でも飲む?冷たいのあるよ」と冷蔵庫からお茶ペットボトルをだす。


子供がお茶をごくごくと飲む。


そんなことをしている背中で、オフィスのキャビネをひとつづつ、

旦那が開けて、閉めてを繰り返している。


ただのオフィスの本棚や、キャビネ。

それを殺気立った空気でひとつづつ、開けては閉めて、

次のキャビネを開けては閉めてを繰り返している。


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(つづく)