水鈴社

■8番出口

■河村元気(1979- )

■2025年

■SF


 概要

全世界で社会現象になった無限ループゲームを二宮和也主演で実写映画化。

映画公開を前に、監督自ら書き下ろした小説『8番出口』刊行!

ゲームクリエイター、KOTAKE CREATE氏によって2023年に制作され、累計180万ダウンロードを記録した世界的大ヒットゲーム「8番出口」。本作をもとにした小説と映画を、この夏、相次いで刊行、公開することとなりました。

小説『8番出口』は、映画の監督と脚本を務めた川村元気氏による書き下ろし。『告白』『悪人』『君の名は。』『怪物』などの企画・プロデュースを始め、自身の小説をみずから監督した『百花』など、数々の世界的ヒット映画を製作。小説家としても35の国と地域で翻訳され累計270万部を突破した『世界から猫が消えたなら』や『億男』『四月になれば彼女は』『神曲』『私の馬』など話題作を発表。映画と小説で、数々のヒット作を生み出してきた氏による最新作です。

地下通路という閉鎖的な空間のなかで、行くか引き返すかの無限の2択を繰り返すというゲームをもとに、驚嘆さえ覚える深みと広がりでその世界を解釈し物語を生み出した川村氏。人生観、死生観、現代人に共通する罪の意識を、読むもの観るものに深く突きつけます。

「グローバルで闘っていくためには、国籍やジェンダーや人種など、自らのアイデンティティを全部背負ったユニークな作品をつくらねばならない。では自分のアイデンティティは何かと考え、日本というゲーム大国でビデオゲーム世代として生まれ育ったこと、映画人としてずっと携わってきたアニメーション映画の表現、小説家としてのストーリーテリングとテーマ性、この全キャリア・全得意技を投入してみようとチャレンジしました。結果、カンヌ映画祭においても、よく物語のないゲームからあのような物語を創出した、と驚かれ、同時に面白がってもらえました」

映画監督業と並行し執筆された小説は、映画では表現しえない主人公たちの進行形の頭の中、心の動きがすべて描かれ、更には、映画ではカットされたいくつかの【異変】も小説で読むことが出来る、双子のような作品です。

そして、8月29日(金)には、実写映画『8番出口』が全国東宝系で公開されます。主演を務めるのは二宮和也氏。今年のカンヌ国際映画祭では、オフィシャルセレクションに選出され「ミッドナイト・スクリーニング部門」で上映されました。日本での公開に先駆け世界で注目の作品となり、既にアジアやヨーロッパの30以上の国と地域で上映が決定しています。

小説だけでも楽しめ、更に映画を観るとエピソードの裏付けを確認するために再び小説を手に取りたくなる、映画と小説でもループに迷い込むこと必至の極上エンターテインメント作品!(水鈴社HP紹介文)




 感想

 河村元気氏の2025年作品です。河村氏は映画のプロデューサー・脚本家・監督で多くの作品を世に出す一方、小説やエッセー・絵本なども書かれるマルチな才能をお持ちの方です。


 同じく2025年に公開された映画がサブスクで見れるようなので、原作を拝読してみることにしました。


 さて本作ですが、あまり感想はありません。私の肌には合わず、正直に言えば面白くなかったです。


 毎日の怠惰な日常生活のループから脱出しなければならないというようなご主張があり、さらに水鈴社HPで紹介されているような人生観・死生観・罪の意識みたいなものが背景にあるのでしょうけど・・・。


 良く言えば奥の深い難しい作品、悪く言えば退屈な作品、そんな感じでした。


 早速に映画も拝見してみます。


 満足度

10点 ★


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2026年4月22日 記 109