日本最古の甘柿の原木を守る山寺 最古甘柿品種「禅寺丸柿」ワインを堪能す

家の墓が川崎市麻生区の霊園にある為、墓掃除に定期的に麻生区を訪れます。この辺一体はもともとは田園地帯で、文豪/佐藤春夫の「田園の憂鬱」という作品の舞台になった場所のすぐそばです。
この近辺には、王禅寺という真言宗のお寺が昔からあり、そのお寺の山で発見された日本最古の甘柿品種が有名です。「禅寺丸柿」と呼ばれ、JAがその柿からワインを作って販売していることでも知られています。(地元でははですが)
その原木が王禅寺境内で保存されているそうです。先日、墓掃除に訪れた際に、一度食べてみようと思い、墓掃除後、王禅寺を訪れてみました。
ワイン🍷は、JAで売っていると聞いていたので直営店に寄って購入し、お寺に向かいました (お寺で飲む予定ではないです。家に帰って飲むための購入です。)






誰もいません。草が生い茂った山道を登って行くとお堂がありました。お堂の前に例の「禅寺丸柿」の原木が保存されています。


これが原木です。なんだかピントきませんが。古い木みたいです。
ワインと記念撮影しましょう。


それにしてもこのお寺、「東の高野山」と言われているお寺と聞きましたが、自然のままであまり整地されておらず、暗くなったら怖そうです。
修行の場だからでしょうかね。
収穫している柿の木はどこにあるのかよくわからないですね。薮が多くて、蚊に刺されそうなので探すのやめました。
「禅寺丸本舗」という和菓子屋が柿生駅のそばにあるようなので、そちらにも寄ってみます。
そう、駅名も「柿生」なんです。


禅師丸柿ワインを使ったお菓子はありましたが、柿そのものを使ったものはないので、お店の人に聞いてみましたが、その方も実物は見たことないと言っていました。「まあ、今は夏で柿は秋だからね」とも。そうです!柿の旬って秋でしたね。そんなことも知らんで柿食べるつもりで来てましたよ。ああ恥ずかしい!


お菓子をいくつか購入しました。
ネットで確認すると、「かきまるくん」という禅寺丸柿のイメージキャラクターもあるそうですが、今回は見かけなかったですね。秋のイベントの時に登場するのでしょうね。

ワインを賞味しました。口当たり良く、飲みやすいです。甘くて爽やか。美味しいですよ。柿の甘さが感じられて良いですね。堪能しました。
少し高いけど、珍しいのでおすすめです。話のタネにでも。
秋に本物の禅寺丸柿入手にトライしたくなりました。