グレ:さぁ〜〜って、ディナーにしますかぁ!?



ジョセ:ちょ、ちょと待って!

   メルは…?メルがいないよ!




ジョセ:グレイズ、メルどこか知らない?


グレ:シラナイ。



エコ:さっき手洗いしてくるって言ってたけど

  戻ってこないね…。おトイレかな?




ジョセ:皆んな先に食べといて!

   僕はメルを呼んでくる!!



セオ:皆んなで呼びに行った方が

  いいんじゃないか?



ジョセ:少しメルと二人きりでお話ししたいので

   僕だけで呼んできます。



セオ:そうか…。



ジョセ: 僕の分も食べていいので、

   メルちゃんの分だけは残しておいて

   ほしいです。


セオ:じゃあ先にゆっくり食べとくからな。


グレ:っしゃぁああああ!!!

  ジョセの分までオレが食ってやるぜッッ!!!


エコ:ちょっとグレイズ…。

  ジョセとメルちゃんの分残してあげて。


グレ:チェッ……。わーったよ。





エコ:きっとメルちゃんは、さっきのジョセ君の

  発言に困惑してるんだよ……。

  止めた方がいいかな…ジョセ君を…。

  だって相手はまだ子どもだよ……?



セオ:軽い冗談で言ったんじゃないのか〜?



エコ:結構、真剣な顔してたよジョセ…。



セオ:まぁでも、ジョセはちゃんとしたやつだし

  大丈夫だろ。学校の先生と生徒が

  禁断の恋に落ちるが、やがて生徒は大人に

  なり、先生と結ばれる!!って話も実際

  あるくらいだし。俺とエコも…、

  禁断の恋を実体験しただろ…?💙



エコ:またそれは別のジャンルでしょ…。

  ねぇグレイズはどう思う?





グレ:かぁ〜〜〜ッ コレうんめぇええ''!!


セオ:エコ、コイツを当てにしたらダメだ。

  まっっっっったく話聞いてないからな。


グレ:ジョセは男の道から踏み外すような

  ヤツなんかじゃねぇ…、ヴァンパイアの力で

  人間のメルを守ってやりたいんだろうよ。



セオ:なんだお前。



エコ:確かにグレイズの言う通りかも…。

  ジョセ君は初めてメルちゃんと会った時と

  同じように守ってあげたいんだろうね。








ジョセ:メル……。僕の部屋に居てくれてたんだ…


メル:ごめんなさい…勝手に私…。


ジョセ:全然いいんだよ。

   メル…、将来僕と結婚してください。


メル:!!?



ジョセ:YESかNO…答えてくれますか…?



メル:…………。



ジョセ:なってくれる……?



メル:そういうのは現在の私じゃ答えられない。

  それはジョセも分かってるでしょ…?



ジョセ:そ、そうだね…。

   でも僕がヴァンパイアになる運命

   だったのは、メルちゃんを守るためだと

   思うんだ!!いや別に僕が人間のまま

   だったら君を助けないとかじゃないよ!?



メル:嬉しい…。でも今すぐ答えられない。



ジョセ:分かった…。それなら……、

   メルが結婚できる歳になった時

   もう一度君に問うからその時に返事を

   ください。



メル:・・・。うん…分かったわ……。



ジョセ:あと…

   渡したいものがあるんだメイリー…



ジョセ:はい…メリークリスマス🌹




メル:すごく綺麗なバラ✨✨✨

  こんな綺麗なバラ初めて見た…!


ジョセ:一本の薔薇は、どういう意味を示すか

   知ってる…?


メル:知らない…何か意味あるの…?



ジョセ:僕から言わなくても、いずれ解るよ。

   じゃあ下へ行って皆んなで一緒に食事しよ?

   僕達を待ってくれてるよ。





おまけ







グレ:ナニカナ〜〜




グレ:あ、ツリー崩しちゃっタァァ!!





最後までご覧頂いてありがとうございました😊❤️