口癖
「ありがとう」を口癖のように言いましょう、とあるがロジック的に大筋間違っていない。注意制御機能を鍛えるトレーニングとして方法としてはいい。でもこの口癖をすればみんなのように私の人生はきっとよくなっていくだろう観念で行くと誤ってしまう。せいぜい、脳トレとして予言の自己成就(たとえ根拠のない思い込みであっても、思い込んでいるうちに本当にそうなってしまうことがある。または先行する思い込みがその後の思い込みや結果をうみだす)のプログラミングは成立するのだ。プラシーボ効果は自分が思い込んだのは偽薬でも薬の効果が出る。うまいように洗脳すると成就するのだ。「本気で思う」が要だ。ありがとうを言うだけで現実変化する人もいるが多くの人はうまくいっていないだろう。それはあなたが潜在意識で考えていることを認識できないからだ。潜在意識をうまく使えばよくなるというが、自分の意志で体温調節が簡単にでえきないのに、幼少期から考えが凝り固まっている思考癖を変えることは安易に修正はできない。 もしありがとうの口癖で変わりたいなら「本気で取り組む」ことが大切だ。 自分をうまくだまして洗脳するしかない。 人は1日7万語の言葉が脳内を飛び交っている。そのうちネガティブ用語は7割程度なので49,000文です。顕在意識に上がってくる言葉は5%程度。ポジティブが1050文、ネガティブが2450文といった計算になる。ネガティブを使わせないためにありがとうを言いまくっていると脳がネガティブを考えなくてすむのと、脳をネガティブに考えさせない仕組みがある。 本気で変容したいなら今の言葉使いを今より良くしていくのがいい。