軍役の経験が政治家として成功する際の障害になった例は少ないです。特にホワイトハウスを目指しました場合はそうです。事実、41人の大統領の内25人が何らかの種類の「退役軍人」であります。最近の9人の大統領の内7人迄が第2次世界大戦で軍務に服していますが、これは、南北戦争に従軍しました大統領の7人の記録に並ぶものです。

ドワイト・D・アイゼンハワー(1953〜1961) 第2次世界大戦欧州戦域の司令官で陸軍元帥としまして登場しました。

ジョン・F・ケネディ(1961〜1963) 海軍の下級将校としまして南太平洋で殊勲を立てました。

リンドン・B・ジョンソン(1963〜1969) 議員を辞職しまして海軍に入隊し、議会に戻る前は参謀将校でした。

リチャード・M・ニクソン(1969〜1974) 海軍の下級将校で、飛行兵の休息駐屯地に勤務していました。

ジェラルド・R・フォード(1974〜1977) 海軍将校でした。

ジェームズ・E・カーター(1977〜1981) 戦時中はアナポリス(海軍兵学校)の学生で1946年に卒業。従って、1953年から1993年迄在位の大統領で軍務に服役しなかったたった1人の大統領であります。