第5回敬天愛人ライブ配信

 

 

 

白いハッピも似合ってますね!

意気込みは素晴らしい!

と言って頂けた

 

第5回敬天愛人の振り返りをしていきたいと思います。

 

 

今日一番の~

お祭り男!(合唱)

 

を数人が一緒に言ってくれたので嬉しかった

いつか、皆に言って貰えるようになるまで周知していきます笑

 

 

 

 今回の試合で意識していたこと

 

 

  先手を必ず取る!

 

 

截拳道 (ジークンドー)の人とは戦ったことがありませんが、事前に聞いた話だと

半身で当てれる部位が少なく前後の出入りが速い。

 

 

特にストレートリードなどをはじめ、速く威力も伴う技が多数あるということを知っていました。

また、今回の試合が3度目ですが、毎回先手を取られて一発、ガツンと貰ってしまう、先に動かれて優位なポジションに着かれてしまう。

ということがあったので、それを改善することが今回の試合の最大目標でした。

 

 

 

 

  直線で入らない

 

 

他の截拳道を使う方の試合を見ていて(今回は截拳道の方が結構試合に出られていました)

截拳道は直進力が非常に高く、一瞬で間合いを詰めて来るので詰めて来るタイミングを取らせないために

大きく旋回しながら回り込んでいきます。

蛇行しながら相手の表情や仕草、攻め気や狙いが何なのかを観察しています。

 

 

 

誰ツヨの稽古では

 

・相手の思考を読む、感じる

・突っ込まれてきても押されない

 

という事を良くやっています。

 

 

 

なので

突然攻められても、身も心も開放しているので

どんな状況にも対応出来るように準備が出来ていました。

 

 

 

 

 

  お互いの攻撃が届かない間合いを把握し、一気に入り込む

 

菊野先生が稽古の時によく仰っている、

「攻撃が当たらない所に居ればそれだけで安全」

「攻めると決めたら恐れずに一気に相手を仕留めるまで止まらない」

という教え

 

 

 

 

それと合わせて

どこまで近付いたら相手に触れる事が出来る距離なのか

をしっかりと身体に染み込ませる


 

この2つを試合までの稽古の中でみっちりと行ってきました。

 

 

※相手に触れるには数センチ距離が遠いと感じたので弱ジャンプしている様子

 

 

 

その間合いから相手の攻め気を起こす前に一気に踏み込む

攻めると決めたら一切のブレーキをかけずにがむしゃらに

相手を飲み込む濁流のつもりで攻めます。

 

 

 

人は5感の中でも皮膚情報は圧倒的に敏感らしく

相手に優しく触れる事で誤情報を与えて反応を遅らせ、寸の間を詰めていきます。

併せて、相手の攻撃ルートを塞いでいるので自身の安全も確保できます。

 

※相手の攻撃を防ぎながら安全に入るための「 神の手 」

本物は下記の動画を0.25倍速にしてご覧ください笑

 

 

 

 

  身体の末端から動いていく

 

 

金的を守りつつ、肩は脱力して

私の意識は指先に乗って飛んでいきます

 

 

誰ツヨの先輩たちに教えてもらって練習してきたスーパーマンパンチ!!

 

 

 

当たったのかどうか分からない程に手ごたえが無く、

全体重が相手に突き抜けていきます。

 

 

 

身体を固めずにリラックスして打つことで反動が自分に返ってこずに

手首を捻挫する不安が一切なく、気持ち良く振りぬけました。

 

 

 

実は試合の先週まではミット内をしている間、

手首がどうしても衝撃で痛みを感じやすく

試合で思いっきり打てないかも

と思っているところを、先輩が改善点をすぐに指摘してくれて

改善できたばかりでした。

 

 

 

菊野先生の教えが実践的なのは勿論なんですが、

先輩達も他の武道を何十年もやってきている人達で

優しく、分かりやすく、そして的確に修正してくれるのも

誰ツヨの良さだと思っています。

 

 

 

 

  起き上がりの攻防

 

 

相手が起き上がって襲ってくる可能性があるので

まだ気を抜かずに防御を解いていません。

 

 

 

 

 

相手が後ろを向いて視線を切ったので

一気に後ろから仕留めにいきます。

 

 

 

※危険なので当てていませんが、威力を伴った打ち下ろしを1発

 

 

 

 

2発

 

 

この二発で1ポイント取ることが出来て

合わせて2ポイントになり、試合終了となりました。

 

 

 

 

 

ここで、誰ツヨの教えだったらどうするか、を考えてみようと思います。

先生が仰ることは

とにかく、生き残る事!自分がすぐにやられてしまったら

家族(自分が守りたい人)が逃げ切れずにやられてしまう

 

 

 

立ち上がりの攻防は危険が多く

何も知らなければ一方的にやられてしまう非常に難しい状況です。

 

 


なので、自分なら誰ツヨの技術を使ってどうするかを考えたら3つ案が出たのでご紹介します。

 

 

 

1.逃げる

 

視線を切る事は非常に危険です。

視線を切るとしたらそのまま場外まで逃げて0.5ポイントの転落をします。

勿論、試合では、場外は崖、もしくは階段など落ちてしまったら危険な場所

と想定していますが

視線を切ってやられてしまったら勝つ可能性は0%です。

 

 

 

なので、決死のダイブをして1.5ポイントの状態にし、

場内で仕切り直しが苦肉の策だと思います。

そして、背水の陣で遠くから一気に入り、試合が決まるまで全力で暴れます。

ただでは、死なぬ!家族に危険が及ばないように腕や足の一本は奪ってやる!の意気込みですね。

 

 

 

2.頭部を相手から離してすぐには立ち上がろうとしない

 

誰ツヨでは立ち上がりの攻防を何度も稽古します。

この練習をすることで、地面に転がることに対して抵抗が無くなり、焦らなくなります。

具体的な内容は誰ツヨの稽古内容に触れるので割愛させて頂きますが、

 

※参考動画:第 14 試合(羽田 晋之介 VS 司馬炎)【衣服掴み無し】

誰ツヨの先輩の見事な立ち上がり技術

 

 

 

非常に危険な立ち上がりの攻防は俺の方が強い!!

と思えることは

いつ倒れても構わない!という思考になり

積極的に大胆に動くことが出来るので

常に優位になりやすいです。

 

 

是非、誰ツヨ体験会に参加してみてください。

 

 

 

 

3.後ろ回し蹴りを入れる

 

2でも言った様に立ち上がりの攻防に自信を持つことが出来れば

焦らずに様々な技に移ることが出来ます。

また、誰ツヨでは

末端から動く

という教えをしているので

どんな姿勢、状況でも威力を伴った攻撃が出来るようになります。

 

 

先ほどの様に視線を切ったら私(攻める側)も防御を解いているので

 

 

無理に起き上がろうとせず、

倒れたまま

前のめりに手をついて

頭部を相手から離しつつ

横目で相手の位置を目視して

思いっきり躰道の卍蹴りのように蹴り上げます。

 

 

人は上下の変化には目が追いつきにくいので

威力のある後ろ蹴りが下腹部や骨盤に当たって距離を取れる可能性が高いです。

 

 

以上が私だったら(誰ツヨの教えを元に)どうするか。でした。

 

 

 

 

  総括

 

 

・試合の感想

今回の試合は8秒で終わりましたが、8秒の試合内容だけでも振り返ればこれだけの文字数になり、

7か月前から試合に向けて着々と技術を習得してきた誰ツヨ稽古87時間(月12時間ちょい)

を振り返れば膨大な量の振り返りになります。

 

 

たった1分!?って思うかもしれませんが、

その1分に何時間分の時間が凝縮されているのか計り知れないものがあります。

是非、皆様にもその凝縮された時間を体験してみて欲しいと思います。

ちなみに、試合が終わった直後、頭痛がしたほどでした。脳みそフル回転!

 

 

 

・大会の感想

回を増すごとに勢いがついて

様々な流派の方が参加されたり、この流派めっちゃ強い―!と思えるような人達が沢山居て、

※個人的にはジークンドーと大東流合気柔術が印象に残りました

 

 

 

 

観客の皆さまも会場で300人前後の人がいて、

ライブ配信では400人超の人が見ていたりと

関心を持ってくれる人が増えたなー!と感じた回になりました。

 

 

それでも、試合が終わった当日、翌日には

大会としての改善点がここだよね!みたいな意見が出てきたり

次回はこうしよう。このルールで皆で出ようよ!

と、話が盛り上がるぐらい

皆が夢中になれる大会になってきた!思っています。

 

 

 

もっともっと多くの人に夢中になってもらって熱狂できるように

私としては

 

ランナーのお祭り男が試合に出れるぐらいなんだから私も出れるな!

 

 

 

と思って貰えるような魅せる試合を心がけていきます!

これからもよろしくお願いいたします。