韓国ドラマは 食傷気味で全く見なくなったけど 

韓国映画は 好きな映画が多い   

 

『タクシー運転手 約束は海を越えて』 

久しぶりの韓国映画だ 

 

     

  

2017年 チャン・フン監督 前情報なし …どんな映画??

 

ソン・ガンホ演じる 個人タクシーの運転手 キム・マンソプ

ラジオの歌と一緒に歌いつつ ソウル市内を走っている

 

市内では大学生が なにやらデモやっている

ノー天気なマンソプ…何やってんだか…な感じ

 

家に帰ると11歳の一人娘が待っている

又 大家の息子と喧嘩して おでこに怪我してる

文句言いに行くと その息子のおでこにも傷

逆文句受け ついでに家賃の催促を受けてしまう

やかましそうな奥さん

 

でも ここの大家の旦那さんは友人で 昼食をおごってもらいながら

家賃の借金を申し入れる

食事代は 俺が持つから 滞納分の10万ウオン 貸して!

家主に借りるやつがどこにいるんだ!?

 

そんな会話をしていると タクシー運転手が急ぎ入ってきて

光州まで往復 お客を乗せてゆく 10万ウオンだ!

すぐできるものを!と注文する

 

それを耳にしたガンホは飛び出していく

そのお客をいただくためだ

 

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ドイツ人記者 ユルゲン・ヒンツペーターは 在住8年の日本特派員
韓国にいた特派員仲間から

”国内情勢は不安定 政府が戒厳令敷き 緊迫状態にある
野党の指導者(金大中)が捕まり 金泳三は軟禁 大学封鎖
昨夜から現地の知人と連絡が取れない…”
 
状況を聞いて躊躇することなく韓国ソウルへ向かう

金浦空港では 宣教師として入国

 

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ドイツ人記者 ユルゲン・ヒンツペーター の前に

マンソプの個人タクシーが止まる

 

タクシーを手配した ソウルのイ記者(チョン・ジニョン)

が タクシー会社に連絡したはずだと言うが タクシーが足りず自分が来たと

ごまかす

 

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このドイツ人記者

どこかでみた俳優… 気になる  即 チェック

 

『戦場のピアニスト』のドイツ将校を演じた トーマス・クレッチマン

『キング・コング』の船長だ! 戦場のピアニストの主人公も一緒に出てた

あのドイツ将校  哀愁があって かっこよかった~~ 

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ドイツ人記者 ヒンツペーターは 言う

英語できる?

OK!OK! 単語を少し知っているレベルのマンソプは言う

 

映画の冒頭で 1980年と出たので もしかして…と思い見ていたら

光州か  やっぱり… 明るくてノー天気なマンソプが主人公だけど

お気楽な映画じゃないな…

 

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タクシーが光州に近づくと 道の前方に 通行止めバーが並んでいる

ダメみたいですね~~と言うマンソプに どうしても行ってくれと言う ヒンツペーター

バーをよけて 進むと 兵士が数人 検問中

 

引き返し ソウルへ戻るというマンソプに ヒンツペーターは

光州に行かないなら料金は払わないと言う

 

英語が通じない… なんて言ってる??

ノー 光州 ノー マネー

 

ノーマネー? ガソリン代だけでも相当かかっている

軍人に行くなと言われたんだぞ

なぜ光州? なぜカメラ?

 

余計な詮索せずとにかく光州へ行ってくれ OK?

 

英語が分からないマンソプ

ビジネスマンと勘違いすると

ああ そうだとドイツ人記者 

ノー光州 ノーマネー 行け!

 

ガソリン代無駄にしたくないマンソプ

畑仕事の老人に光州への抜け道を教えてもらい 楽勝で走行

ところがそこも検問あり

 

軍人に敬礼して

金浦空港から来ました!

アメリカ行きの飛行機に乗ろうとしたところ

光州に重要書類を忘れた

 

どうしても取りに戻らなきゃ 重要な書類なんだ

書類がないと大きな問題が起こる

と ヒンツペーターも車からおりて訴える

 

兵士は 思案していたが…通行を許可

暴徒がいるから 気をつけていくようにと言う

検問通過する度 忠誠!と敬礼するマンソプ

 

山中で タクシーを止めると

10万ウオンを要求

光州は危険だから先払いして…

 

払わないならソウルへ戻る

どうする??

 

財布から5万ウオン取り出し

残りはソウルで払う 

どうする? 

 

OKしたマンソプ ー レッツゴー光州

ケチくさい奴め …とぼやきなから

 

 

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無事 光州に入ると 道路は異様な光景 

シャッターの降りた家々には スローガンが書いてある

”民主主義を死守せよ!”

”戒厳令解除!"

行く手には”希望の80年代へ”と書かれた横断幕

 

前方にトラックに乗った学生たちがいた

皆活気があって明るい

 

取材に来たと伝えると 学生たちは喜び 英語のできる学生を紹介する

病院に行くという学生たちに 怪我をしている学生を取材したいと

トラックに乗り込む

 

マンソプはトラックの後を着いて行くと言いながら途中で引き返し

ニンマリ… デモ隊に車体 傷つけられるのはゴメンだ

 

途中 おばあさんに呼び止められ一旦スルーするものの

引き返し乗せる

 

ハルモニが言うには

末の息子が軍人に頭殴られて病院にいったと

噂では軍人がひどいことしているらしいって…

俺も兵役に行きましたがそんなことしませんよ~

 

病院に着くと怪我人が大勢運び込まれている

ハルモニの末の息子はさっきのトラックに乗っていた青年だった

 

親子は互いに財布持っておらず 料金もらえず

いいですよ~~なんて言っていると

 

ヒンツペーターと通訳の学生が息急き切ってやってくる

ずっと探していたんですよ!!

タクシーの中には大事なバッグが置いたままだった

 

ヒンツペーターは 怒っていた

プッツンした様子で 5万ウオン取り出し

残りの料金だ ソウルへ戻れ

後は私一人で…

 

ハルモニの末の息子が言う

あなたがUターンしたのを見た人がいるんだぞ

 

病院の外にはゲガ人を運んできたタクシー運転手が数人集まっていて

干渉してくる

 

逃げようとしていたくせに… 受け取るなんて 思い知らせてやる

口々に 5万ウオンを受けとるなんて 運転手の風上にも置けない…

そんな卑劣な真似をするんじゃない

 

ねえそうだろう? テスルは意見を求められ

前金を受け取ってたなら帰るわけないだろう?

 

マンソプにしてみれば 10万ウオンで請け負って ちゃんと光州まで連れてきた

お客を置きざりにして トンズラしようとしていたけれど…

渡されたなら 貰うぞ!

 

周りが横からそれをひっつかみ 受け取るな!と

ヒンツペーターに返す 

ついには二人は突き飛ばし合いになり 倒れたマンソプ

 

鼻血を出して … やけくそ

5万ウオンを ヒンツペーターの手に戻すと 

どうぞどうぞ お乗りください

 

君も乗っていくのか?

一緒に乗ってきた学生に 言う

 

えへ…通訳を頼まれたもんで…

親御さんはデモのことを? 親に心配かけるもんじゃない

軍人は君らが止めないから強硬手段に出る

 

給油の為に右折箇所を直進すると 

ヒンツペーターが慌てる すっかり信用がなくなった様子

 

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1980年5月20日

錦南路(クムナムノ)に集った人々に向かって

学生が 窓を開けて叫ぶ

 

”ソウルから記者が来てくれました!!

道をあけてください!!”

 

人々は ヒンツペーターの乗ったマンソプタクシーを歓迎し

道を開け 差し入れ迄くれる 

マンソプも 頑張って!とおにぎりを貰った

 

ヒンツペーターはビルの屋上へ上がって 撮影する

軍隊が投入され デモ隊と軍の激しい衝突が始まった

 

催涙弾が バンバン打ち込まれ 状況は次第に激化していく 

兵士たちは棍棒片手に 一人を数人で取り囲み 殴リまくっている

 

屋上から その惨劇を撮影していたヒンツペーターは

もっと傍でと…下へ降り 危険を顧みず映像を取り続ける

その様子を 私服軍人の男が見ていた

 

マンソプは ここは危ないと記者を引きずるように車に乗せ

その場を脱出

 

すっかり夜になった…

遅くなったけど 記者はソウルに戻ることに同意した

学生はタクシーから降りる時 記者に言う

 

”光州のことを伝えると約束してください”

”この映像がいずれ世界中で流れる もう安心だ”

 

”Thank you so much” と言い

車から降りた学生に 名を尋ねるマンソプ

ク・ジェシクと答えてにっこり笑った

 

タクシーは真っ暗な道を少し進んで エンコしてしまった

あれ 故障したの? ジェシクが近づいてきた

 

困り果てていると 正面から 車のライト が近づいてくる

眩しくて見えない…ドキドキ 

傍に来ると タクシーだった

昼間会ったテスルだ

5万ウオンを貰うなとしきりに妨害した仲間が助手席に乗っている

 

この現状を世界に発信するために光州までやってきたヒンツペーターから

お金を取るなんて 言語道断!と彼らは思っているのだ

心優しいテスルだけは そんな責め方をしない

 

テスルの車に引いて貰って修理工場へ

通行禁止になるまでにソウルへ 戻らないといけない

9時から通行禁止なのに 修理は間に合わない

 

色々口をついてくるけど なにかと面倒見がよい テスルの仲間たち

11歳の娘を一人待たせている…電話は不通 連絡ができない

心配でならないマンソプ

 

車の修理代にと5万ウオン渡そうとするヒンツペーターに

食ってかかる

光州が危険と知っていたんだろう!?

 

その夜は 結局3人で テスルの家にお世話になった

テスル一家と 楽しい夜を過ごす

ご飯のおかずがない!? キムチでいいよ… 

でも食卓には いろんなキムチや豆腐チゲなどいくつか並んいる

辛いの平気と言う ヒンツペーター 一口 二口…水! 水!

バンドを組んでいるという ジェシクの音痴ぶりに皆で笑い…

和やかなひととき

 

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その夜 遠くで音がして 建物か何かが燃えているようだ

屋上からその様子を見ていると

下の道路から タクシー仲間が言う 皆放送局に集まっている!

 

1980年 5月20日…  光州MBC前

俺たちも行く!

道路脇で 見ていると たくさんの軍のトラック ジープが走っていく

撮影を続けるヒンツペーターに トラックの中の私服軍人が気づいた

 

2台のジープが止まる 中から10人近い男たちが棍棒を持って降りてきた

それに気がついたジェシク

二人を連れて逃げるが フィルムの入った容器が落っこちてしまい

 

ジェシクが拾いに戻るが 執拗な私服軍人に捕まってしまった

10 数えるうちに 出てこないとこいつを撃ち殺す!

1!2!3!4! … 9! ジェシクは あなたの言うことを英語で伝えるから!と

発砲を阻止 そして叫ぶ 逃げて!!

 

逃げる二人の耳に バ~ン!と銃弾の音が響く

 

if… 人生に if はきりがない

でも 車がエンコしなかったら ジェシクは帰路についていたはず…

 

悲劇的な銃声の音をききつつ 逃げる二人

転けたマンソプ 私服軍人に捕まり 殴る蹴るの暴行

首を棍棒で押さえつけ

アカ野郎!金の為に祖国を売る くたばれ!!

 (アメリカの警官も黒人男性の首を警棒で絞め付けていた)

 

私服軍人は背後からゴン!!一撃を食らった  ヒンツペーターだ

二人は逃げおおせた

 

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テスルの家… 

ショック状態の二人

 

夜が明け 眠っているヒンツペーターを置いて

マンソプは 一人ソウルに戻ろうとする

 

気づいたテスルが起きてきて 

ソウルへの山道の地図 タクシーのナンバープレート

ヒンツペーターから預かった5万ウオン渡す

修理代いるだろうって…

ソウルナンバーのタクシーは目をつけられていると言う

 

 

気持ちを切り替えて 一路 娘の元へ帰って行くマンソプ

小さくなったと言っていた靴をお土産に買う

運動靴ではなく リボンの付いたピンクの靴

 

途中立ち寄った食堂で お客さんたちが光州の話をしている

新聞には 反社会勢力 アカ学生 などの文字  死者は1人だと…

軍の兵士が5人死んだ…

軍の嘘情報

 

嘘!!…嘘!!

憤りが 湧いてくる

 

車を走らせながら 涙で運転ができない

方向変換 ! 光州へ戻る

娘に電話

お客さんを連れて帰らないといけなくなった

その人を置いては帰れない…

 

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テスルの家に着くと 奥さんが病院へ行ったという

病院は修羅場と化していた 血だらけの怪我人 死者が次々と運ばれてくる 

死者にすがって泣く声  あちこちには 棺桶

ヒンツペーターが力なく 座り込んでいる

 

その視線の先には 壁にもたれて足を投げ出し 涙でグシャグシャのテスル

その傍らには ジェシクの遺体 … 連行される途中息絶えて

あぜ道に捨てられていたという

棺がなく 学生たちが探しに行ってる

 

覆いを取り ジェシクの変わり果てた顔を見たマンソプ

愛嬌のある 明るい青年だった 

彼は銃を突きつけられながら  逃げて! と叫んだ

 

マンソプは 片方もげた靴をジェシクの遺体に履かせてやると

悲しみに打ちひしがれ 気力を失っているヒンツペーターを 立ち上がらせ

今 この状況を映すんだ!カメラをまわせ!!と鼓舞する

 

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軍の市民への発砲はエスカレート  

道路のあちこちで 傷ついて倒れている人たちを 助け出そうとする人々

銃を構えて並んだ兵士たちが そんな人々に容赦なく発砲する

 

テスルや仲間のタクシー運転手たちと一緒にマンソプも

砲弾が飛び交う道路へ4台のタクシーで向かう

ハルモニの末の息子もトラックでやってきた

車体を盾に けが人を車へ運ぶ

 

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光州の記者や テスルたちが言う

ここは俺たちに任せて

戻ってこの事実を伝えてほしい

あなたにしかできません

 

私服軍人たちが狙っている

こちらへ向かってくる

急いで! まずいことになりそうだ

 

タクシーで強行突破

後方で銃声や催涙弾の音がする

 

私服軍人たちは 数台のジープで追ってくる

検問所封鎖しろ!!

 

助手席に座って不安そうな ヒンツペーターに

大丈夫…必ず空港に行って見せる

 

テスルの教えてくれた山道も検問中

この道も…  あっちの道も … ダメ もう腹をくくる 

 

降りてください 二人を降ろした一人の兵士

車の中 トランクの中をチェック

お土産の下の覆いをめくり ソウルナンバーのプレートに気付いた…

 

顔も上げず … じっと プレートを見た後 上体起こすと

通せ…彼は軍曹だった

でも 外国人…と部下…

 

怪しいところはなかった… 通せ 

 

    

 

ほんの数秒だったけど その一瞬の表情が印象的だった

突然現れたクールなハンサム軍曹  調べたら オム・テグという俳優だった

 

車を出そうとするやいなや 検問の電話が鳴る り~~ン!

外国人は通すな!の指令

 

マンソプ  ブルン!エンジンかかれ!発車した 突破!

いつもかかりの悪い60万キロ走行のオンボロタクシー ここでは かかった!

兵士たちが発砲してるのを

ベルトに手をかけ 佇む軍曹

 

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すぐさま 数台の軍のジープが追ってきた

少し行くと 横手の山道からテスルのタクシーとその仲間のタクシーが次々とやってきて

マンソプのタクシーを援護する

 

山道を走る緑色のタクシーの列

だが 軍のジープは割り込み 挟み込み 発砲してくる 

緑色のタクシーも ジープに車体をぶつける

だが 一台 また一台と 潰され 撃たれ

ついに最後の一台になったテスルのタクシー 

横に並ぶと 

行け! と 合図 

 

皆の想いは一つ

”ヒンツペーターの撮った映像を世界に流してくれ!!”

 

テスルは ギアをバックに入れた

後方から あの嫌な私服軍人が乗ったジープが追いかけてくる

拳銃をバンバン発砲してくるのを お構いなしに猛スピードでバックしていく

拳銃の音と共にガシャ~~ンと 車がぶつかる音

 

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マンソプのタクシーは広い道に出た 

どうにか金浦空港に着いた

 

別な私服軍人が搭乗者チェック   ありました!ヒンツペーターの名

搭乗時にとっ捕まえてやる構え

 

ヒンツペーターは 飛行機を今夜の便に変更すると

車中 クッキー缶にフィルム缶を隠し

クッキーをその上に戻し並べると 可愛くリボンをかけた

一缶はマンソプの娘にと差し出す 

 

それから 手帳を渡して 君の名前を書いて…

少し迷って マンソプは嘘の名前を書く

 

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映像は世界に発信された

軍や警察の残忍さが伺えます アナウンサーの声

 

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2013年 …韓国でスピーチをするヒンツペーター

韓国でこのような賞をいただけて光栄です

1980年春 光州で出会った人々を 私は今も覚えています

決して忘れない

その中に…

 

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マンソプを探しているのに探し出せない

チェ記者が言う

きっと偽名を書いたんでしょう

 

 

雪の夜… いい車になったマンソプタクシー 

お客が忘れ物  渡そうにも姿なし 

忘れ物は新聞と本

新聞のトップ頁に ヒンツペーターの顔写真とスピーチが載っていた

老けたなぁ… 老けたマンソプがポツリ

 

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実話を基に再構成とテロップが流れた

冒頭から最後まで 画面ごとに流れる音楽が素晴らしかった

 

ソウル大学の学生もデモしたが(映画冒頭) 民衆が同調せず

意思は伝わったと見た学生たちは学校に戻った

 

病院に怪我人運んで来ていたタクシー運転手たち

5万ウオン受け取るな!と 邪魔をした あの運転手たちが

マンソプのタクシーを援護して 散っていった

ハルモニの末の息子もトラックでやってきて…

 

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光州事件 (1980年5月18日~27日) を扱った映画で

2007年 『光州5・18』 というのがある

この映画も 光州のタクシー運転手が主人公

 

タクシー運転手・ミヌ(キム・サンギョン)は

高校生の弟ジヌ(イ・ジュンギ)と2人 平和に暮らしていたが

全南大学のデモ隊と空挺部隊の衝突に巻き込まれる

 

級友がデモ隊に間違われて死亡した事を知ったジヌたち高校生も

デモ隊に合流 光州市民も参加し 軍部と対峙

ジヌは 発砲を受け 重症を負い 兄ミヌは弟をおぶって走る…

 

『大王世宗』…見終わってから 世宗演じたキム・サンギョンは光州5・18の

主人公のお兄さんだったと気づいた

その彼女がイ・ヨウォンだった

 

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▶ 光州事件

1979年

朴正煕大統領暗殺  全斗煥は暗殺事件の捜査を指揮

保安司令官として実権を掌握(粛軍クーデター)

クーデター後に金大中逮捕 金泳三軟禁等 非常戒厳令を全国に拡大

 

1980年

これに反発した光州の学生・市民が民主化要求デモ

鎮圧のため陸軍の特殊部隊を送り 市民を多数虐殺(光州事件)
全斗煥はその後8年間大統領職

退任後 光州事件・不正蓄財疑惑で死刑判決受けるも

金大中が減刑 89歳健在