第55話 【いざ南平壌城へ】

 

 


右矢印帯方の4城を奪還したものの、再び百済に取り戻された高句麗

 

百済との国境にあるスゴク城(黄海道・新渓周辺)へ逃げこむサユ王

 

ヨグス王子 マッコヘ ビランの軍が追うが

 

国境を越えるな!という王命
 

 

右矢印慰礼宮では決起の機会をうかがっている

 

 

右矢印ビランはヨグスの存在が気になって仕方がない

 

 

ヨグスが功を上げないか…そればかり気にする

 

”私が王子様の剣となります

 

王子様は聖君となってください”というヨグスの言葉で

ちょっと安心した?

 

 

 

右矢印王妃にヤマタイへ戻れ!と言われたチング姫

戦場にやってきています

 

 

 

フラフラ…な状態で、ヨグン王子の胸に倒れこむチング姫

その様子をやれやれ~~(・_・;)と見守る臣下たち

 

チン・アイという許嫁がいるのに…困ったこっちゃ

 

 

 

右矢印漢城に帯方奪還の知らせが入る
 

 

 

王宮ではサ・ギが罪人ではなかったことが分かり

ヨジン姫、良かったね!!~~~~

 

チング姫が戦場までヨグン王子を追いかけたことも知れ、

 

激怒するチン・ゴド (`×´)

 

婚約は破棄する!!

 

慰礼宮のヨグァン王子に嫁がせる!!

 

 

右矢印チン・アイの決心

アイは

”チン氏は負担…

 

 

今でさえ傲慢なのに、そなたと結婚すれば

更に増長するだろう…”といった言葉を思い出しています

 

ヨグスの言葉もよぎり…イケナイ…とかぶりを振り

 

王妃から貰った婚約の贈り物を王妃に返しにいきます


王妃は遼西でヨグに出会った時、ヨグの心の中は
宮主が占めていた話などしてアイを慰めます

 

 

右矢印ヨグン王子とチング姫の関係は、臣下も心配するほどに…

 

 

ビランはじめ 皆チン氏との関係が切れることを心配しています


クンチョゴワンもヨグンを諭しますが

 

ヨグンは、宮主のことを持ち出し

 

”ヨファを王妃にしたのは、ただ、コイ大王系とチョゴ大王系
の統合だけが目的でしたか?”と

 

”それだけではない”と答える王に

 

父上はよくて私はダメなのですか!!

 

王は

”宮主と結婚したことを後悔している

 

宮主を傷つけ、王妃が傷つき、臣下達も傷ついた

そなたに私のような思いをさせたくない

 

内臣佐平やチン氏を敵にまわしてはいけない

 

君主には頼りになる外戚が必要だ”と

 

ヤマタイに戻さないで!というヨグン王子に

 

チング姫を諦めたら、姫は漢城に残してもいいと答える

 

 

右矢印ついにチヤン城からコモリ城(高牟理城)へ戻った百済軍

 

 

 

歓喜に湧いています

 

 

そこでクンチョゴワンは

 

漢城には戻らない
このまま高句麗征伐に向かうと言います

高句麗を討つ戦列は整ったからと

 

主力軍が壊滅した今、攻略のチャンスであると…

 

南平壌城を討ち、そして、国内(クンネ) ペガム城を討つ!!

 

ハンタンを統合し

 

ヨグン王子の時代を準備する!!と

 

 

 

右矢印慰礼宮

 

 

 

 

高句麗の国境を越えた国は、燕以外なかった

 

百済建国400年以来、ソソノ国祖母様の恨みを晴らせる!

と感嘆しているヨファに

ヘ・ゴン、感心している場合じゃないです!とギロ

 

ヨファが

”高句麗は主力部隊を失い、2万の兵を失っても

 

まだまだ侮れない相手”と言えば

 

苦戦するだろう

 

馬韓攻略のように時間がかかるだろう…とヘ・ゴン

 

黄色い花 ヨファが言う ”決起は南平壌城を攻める時!!”

 

 

 

 

右矢印ヨグスが褒美をあげるという王に

 

 

 

”私の母は誰”?と聞いています

 

”王様は宿で私の母をご覧になりました!

 

なぜ、母はあの髪紐を持っていたのですか?

ご存知のはずです!

あの文を書いたのは王様ですよね?

 

両親がいなくなってしまったんです(ノ_・。)

 

あの髪紐がでがかりなんです!!”

 

父クンチョゴワンは

”知ろうとするな

 

世の中には知らなくていいこともある

私と王妃の子になったのだ

 

苦しいだろうが忘れなさい

 

そして、二度とこの話はするな1”と

 

父子の会話を偶然ヨグン王子とビラン叔父さんが聞いていました
 

 

右矢印だまって酒を飲むヨグン王子を見つめるビラン叔父さん

 

 

 

右矢印高句麗攻め

 

 

 

 

クンチョゴワンが兵を鼓舞!!

 

 

誰にも征服されなかった北方の猛獣を成敗し 百済の名で

 

ハンタンを統一するぞ~~~

ソソノ国祖母様の開いた土地であり

百済の故郷である地を我と共に攻略しようぞ!!!

 

<ナレーション>

 

   高句麗と百済の全面戦争は世を揺さぶる大事件だった

   遼東の覇者・高句麗と伍して戦うなどありえない
   弱小国に過ぎなかった

   帯方から南平壌城まで進軍するのに2年の歳月を費やした

 

 

右矢印高句麗では

 

 

 

百済は丁男調査が終わって2万の兵が投入

 

その百済軍が南平壌城に迫っている


最悪の状態に備え、分朝(王と王位継承者を分ける)

を国相が持ち出すが

サユは却下する

 

”私と太子が去れば、負けを認めたことになる

 

高句麗の兵は戦う前に倒れてしまう”と

 

サユの気概・城門で兵士を鼓舞して回るサユの行動が
高句麗軍の士気を高めていると見た百済

先にサユを倒そうと…

 

 

 

右矢印高句麗との全面戦争の最中

 

 

チン・スンとヨグァン王子が消えました

謀反の為、漢城へ引き返したのです

 

チン氏の裏切りを知った百済軍

 

ここまできて漢城へ戻らないといけないのか~~

 

しかし、クンチョゴワンは漢城には戻らないと

 

高句麗を攻めるこのチャンスは2度とこない!!と

 

郡公が兵3,000連れて漢城に戻り

 

クンチョゴワンが戻るまで持ちこたえよと

 

サユを先に倒すという計画が実行されることになった