第49話 「ヤマタイの娘」



右矢印東明殿 ナムダン貴族との対立


● 論功行賞


・ 慰礼宮ヨグァン…征南将軍 

            クク氏によると…鎮南将軍(チン・ゴド)のように

            実権のない名ばかりの職だそう…


・ スッコビ…衛士部の中軍将

        王子の殿閣・省知殿(ソンジョンジョン)に住まわせる


それ以外の報奨はなし!!!

チン氏の不満…ピリュ王の頃は、必ず報奨があったのに…  
クク氏も…ブーブー

”15年間鎧を着て馬韓で過ごしたのに何ももらえないなんて!!

 


● 改革案の発表


・ 貴族の兵の解体と王の軍を作る五方制(オバンジェ)

・ 元・馬韓の民に行われるこ※丁男調査

        ※(15~60才までの納税兵役負担男性)            


・ 貴族の徴税権を奪い、今後、税収は内頭部で直接管理

  その内の3割を地主の貴族に払う


チン氏の不満は怒りに!!((o(-゛-;)


チン・スン: その領地は百済の貴族が長年守ってきた土地


パユン: 兵を五方制で改編し、馬韓の男を兵にするには
      禄の調達が必要です


そこで、つかさずチン氏取り込み中のへ・ゴンが

兵と徴税権まで奪うのはやり過ぎ!!ですなどとしゃしゃり出る


チン・ジョン: 王様の決定なら仕方ないが我々は納得できない

        いっそ旧臣を排除してください!!



右矢印チン氏や貴族の対策に頭を悩ます…近肖古王


”チン氏の無礼は許せない

婚約破棄してチン氏を罰してください!!”とヨグン王子



右矢印ワヌォル堂


チン・ゴドの娘アイはヨグン王子の許嫁

でも、ヨグンはアイを遠ざけている…

そのことを心配し、アイを気遣う王妃


ヨグンは、王様の目指す百済の姿が分かっている

アイがチン氏の味方をすれば、王様の妨げになると思っている

と…



右矢印百済 谷那(コンナ) セッコジの鉄鉱山


タンダンオモニは家の中であわてふためき…探し物

ウルマフルアボジも何事かと飛んで来た


”セッコビがヨファ様の髪紐を持ちだしたの!

あなた!どうしましょう!!

髪紐が人目に触れたらセッコビが危険よ!”


”漢城に行こう!!髪紐が奴らに渡る前にセッコビに会う”



右矢印婚礼祝いを届けに使臣


朱雀門を守るマッコヘ将軍らを押しのけて

東明殿に駆け込んできたヤマタイの娘・チング

          
         (日本人の設定なのにチング?)

倭国の使臣はもう来たよ!
いや!その使臣は倭国の代表ではない!とチング


婚礼祝いに命をかけて海を渡ってきた!と

一粒の真珠を祝いとして差し出す


”五里四方のしがない小国ですが、私には夢がある!

国旗を倭国全体に立てること!

王様、ヤマタイの師となり、親となってください!

王様の温かい手で貧しいヤマタイに光をお与えください…”


近肖古王は答える

”チング姫は百済に残りなさい

百済も小国から始まった…

姫は百済を学ぶのだ

私が姫とヤマタイを育てる親になろう


ワヌォル堂に住まわせる

娘のように育てるよう王妃に伝えよ”


    いやはや…つんつるてんの膝っ小僧丸出しの蛮族みたいな

    格好で婚礼の場に現れました 


    どひゃ~~~


    この見下し方?はナンジャラホイ!


王は続けて言う

”倭国に交易させ、文物を与えねば いつまでも海賊を続ける

ハンタン統一後、脅威になる可能性がある

そこで自ら生きる方法を教える”

    …のだそうです…(;^_^A


ナレーションが言う…

「百済と倭国の密接な関係は近肖古王の治世にはじまった」



ヨグン王子は東明殿に飛び込んで来た瞬間から

ヤマタイのチング姫に一目惚れ!?


ニカニカして…デレデレ(*^▽^*)


兄のように面倒見てあげるね!!

王子様は何歳ですか? 私18才!

ウッ!ムヒ…あせる


ねぇ何歳?
ヨグン王子 15才だもんね~ヾ(@^(∞)^@)ノ 


右矢印ヨファ、王宮へ向かう道で…


ヨファが婚儀出席のため 王宮へ向かっています

その通りに漢城にやってきたタンダンがいて…


ヨファの輿だと気付き、あわててその場を去るが

ヨファも何気に見やった先にタンダン!?ひらめき電球


輿を降ろさせて後を追うが見失う

すぐそばの家に隠れているタンダン


どうしました!?と追いかけてきたヘ・ゴンにタンダンを見かけたと…


”侍女長はウルマフルやお子と共に葬りました。

確かですか?

侍女長でしたか?”


首を振るヨファ…


タンダンが生きていれば…赤子ももしかして…という

思いがよぎった感じのヨファ…


咳き込むヨファ…促されて輿に戻る



右矢印サ・ギとヨジン姫の婚礼


儀式が執り行われ…(ご先祖様へのご報告)

仏頂面のヨジン姫(  ̄っ ̄)

にやけて鼻の下 なが~~~い  サ・ギ


口を開けて笑うな!(ヨジン姫)

嬉しくて…つい微笑んでしまうのです(サ・ギ)


私は嫌で、涙が出そうです 婚儀を取り消したい!(ヨ)

あははは…もう手遅れですよ ブイン(妻よ) とサ・ギ



そんな二人を 微笑ましげ見守るクンチョゴワンと王妃


サ・ギのギに「紀」の字が与えられる

「世の中の紀律となり百済の太い紀網となるように」…と



ヨグン王子

婚礼の席でもチング姫にべったり…

婚約者・アイの父 チン・ゴドやスンおじさまが気にして
アイに”大丈夫?”


”王様には多くの女を侍らせ、王室を反映させる義務があります

王妃になる身で妬んでなどいられません”

と健気なアイお嬢様



婚儀を抜け出し 王宮の庭に佇むヨファ

近肖古王がやってきて…


ヨファ: 馬韓54ケ国と伽耶が王様にひれ伏し

     お喜びでしょうが百済の根となる貴族は危機にさらされています

     貴族の最大勢力は慰礼宮です

     王様が理想の百済を作るには慰礼宮が邪魔でした

     だから、チン氏の手を借りて慰礼宮を皆殺しにしたのです!

     結局、全ては王様が始めたこと…


    (戦線布告?…大義名分のつもりだろうけど…(・Θ・;))


また咳こむヨファ…



右矢印朱雀門の外でマッコヘ将軍を待つウルマフル


お~どうしたんだ?(マッコヘ)

セッコビに会いたいんです!

お前も祝宴に出る資格があるからついてきなさい…さぁ!

 

慌てて、アニアニ…行けません

恐れ多くて…ど、どうかご容赦を…


分かった!セッコビに伝えよう

行きかけたマッコヘ

と振り返り


鍛冶師よ…我々はどこかで会っていないか?

谷那でも感じたが どこか見覚えがある

私に会ったことはないか?


と、とんでもない

目支国の民に過ぎない私が大将軍に会う機会など…


そうかなぁ~~?? …な マッコヘ…



右矢印内臣佐平チン・スンを訪問する近肖古王


(スン)
”改革はチン氏を狙ったものですか?

15年前、慰礼宮でお子を無くしたことで私を恨んでいるのですか?


何が王様をけしかけているのです?

王様の後ろでは チン氏一族と貴族たちが

王様の捨てた旧臣が呆然と王様の後ろ姿を見ています”


(近肖古王)

”共に走っていると思っていたが

いつのまにそなたは私の手を離し 後ろに回った?”


フム…プイ …なスン



右矢印ヨグン王子入浴中

室内に大きな桶が置いてあって…

一緒に桶の中

スッコビは淵に腰掛けて、王子の背中を流している

両親が漢城に来てるから会ってきていいですか?

会ってこい 中軍将になったといえば喜ぶだろう…


そうですねニコッ…セッコビ


そこへモンナグンジャ将軍が入ってきて…

椅子に投げかけたセッコビの衣類をかけ直そうとする…


落っこちる髪紐…!!!!!!


拾うモンナグンジャ将軍(ポックゴム)


その紐にはかつてヨグがヨファに書き残したメッセージが


”どこでだれといようとヨファお前は私の妻だ…”

驚いてセッコビを見るモンナグンジャ将軍


予告だと…セッコビの後をつけるみたいね