第22話 【偽の竹簡】

 第23話 【黄砂の戦い】

 第24話 【大将軍旗の行方】  

 第25話【王妃の密通】

 第26話 【イエ王之印の継承者】


 第27話 【遼西軍の出現】     



ヨグは遼西百済の長・郡公(クンゴン)

ホンナンは郡公夫人になった。


帯方3城は

サオリ城…高句麗

モロ城…百済

スタン城…ヨグの遼西百済軍

と三つ巴の状態です。




右矢印サオリ城で会談中の百済と高句麗


そこへ、遼西軍・郡公よりの使者が来たと。
誰?それ…って皆が思っていると

総軍師となったコ・フンが使者。

コ・フンが心配なアジカイも一緒…


ヨグの書状を持参。


”高句麗のサユ王は聞け!

お前は会談と偽り

ピリュ王の暗殺を企て

プヨジュンを王にする代価に帯方を要求したが

百済の真の王プヨグはそれを認めない。


不義のお前は、大王やイエメク族の長と名乗るな。
自らの過ちを認め

帯方を返し、高句麗に戻ればその罪を許し…”


ここまで読んでいた家臣…ムムッ!と怒ってお手紙を

クチャクチャにして投げてしまった。


沃沮扶余の国相の分際で

イエ王之印を奪った盗人がぁ…っていうサユに

”神物は自ら主人を探し当てるもの”と言うコ・フン



右矢印サユ王、コ・フンらをヨグが書いた文字の数だけ鞭打たせ

馬の尻尾に繋げて、ヨグの占拠したスタン城へ向かう…



道々、馬の尻尾に引かれて行くアジカイに
あいつの配下に入ったのか?と馬上から聞くヘ・ゴン
百済と高句麗を制する郡公の配下に入ると答えるアジカイ…


城に着き、使者は解放される。


城門前サユ王

城門の上ヨグ…互いに大弓を放つ両者

サユ
矢文を射て、ヨグや~~~待っていろ!~~~
すぐにイエ王之印を取り返す!

帯方は高句麗領 お前には一歩も踏ませぬぅ~~!!!


ヨグ
それは父上のセリフだぁ~!
父上がしばしお前に預けた

コモリ城と私の女を取り返しにいく! 待ってろぉ~~




右矢印郡公夫人・ホンナンが、これにクレームつけていた…

私が第一王妃になるって…


ビランとホンナンの兄妹は、漢城に入った時のことが心配
百済の者は、郡公と自分たちを引き離そうとするだろう…

と冷遇されることを予期している…




    …この戦い…面白いことになってきた


右矢印サユは
帯方をめぐるピリュと自分の戦い

イエ王之印を巡るヨグと自分の戦い…と思っている



侍女ヨファのいる炊事場に行き

お前の昔の男を殺し、御寿館(王のご飯を作るキッチン)の
階段に埋めるから、毎日奴の頭を踏みつけるがいい…って


ヨファは

自分を取リ返す…という言葉には胸高鳴るけれど、
同時にその矛先には父がいるから、恐ろしい…と言う。




右矢印百済と高句麗の連合軍を構成し、ヨグを討とうと提案するヨチャン

表向きは、帯方の奪還だが、
私とプヨジュンを始末し、王になる気だ…と思っている。


ヨフィは言う

高句麗の戦に百済軍を動員してはイケナイ
この機会を利用して、帯方の城を渡さない手立てを考えたら?と。




右矢印漢城の門戸に撹乱文を貼るスンやパユン…

文面はこうだ


”王を自称する慰礼宮の宮主・プヨジュンは
先王様を殺した大罪人

これを民に公表する。

高句麗に帯方を渡すのは郁里河(ウンニハ)を渡すこと!

まさしく、逆賊の所業といえよう!”



プヨジュン…頭から湯気…

この手でヨグを成敗してくれよう!

兵2000人動員しろ!
慰礼宮からは3000人の兵を動員して奴を討つ!


ヨグを成敗し、100年に渡るチョゴ大王とコイ大王の
子孫の紛争に決着をつける。

もし、私が死んだら、ヘ妃とヨサンを始末せよ。

王位はヨミンが継げ…

私が死ぬ時、ヨグ、ヨチャン ヨフィを必ず道連れにすると…
親征に出る。



右矢印幽閉されているチン屋敷に忍び込むチン・スン
チン氏の根拠地・サオリ城が思った以上に解体されていると嘆く

父チン・ジョンと叔父チン・ゴトに

郡公の周囲に人材がいない

スタン城に来て欲しい…
次は、ポドゥルナル モロ コモリを攻略する予定であると。



お前の上に、沃沮(オクチョ)ごときの国相や海賊がいるのか?と嘆く
そこへプヨジュンやってきたので、急いで去るスン…


プヨジュン、

出陣に枷をはめ、檻者(かんしゃ)に乗せられたチン兄弟を連れて行く

盾にするつもり…



頼みの靺鞨族(マルガル)も見つからない…

サオリ城の兵士はどれだけ集まってくるか分からない…

チン氏が盾にされた…



右矢印サユ王のいるサオリ城にプヨジュンやってきた。

侍女として給仕するヨファ…

     太子も王も…
     高句麗の陣営に入って大丈夫なわけ??
     戦略的にヤバイんじゃない?…



敵は1500

百済が5000出してくれ。

高句麗はコモリ城から500出す…だって。


帯方戦は高句麗が主導すべきでは?…プヨジュン

百済の王位を巡る義父上とヨグの戦いだったんじゃない?…サユ



私は高句麗の手を借り、王となり娘を失った!

欲しいのもは自分で手に入れろ!

私は百済の逆賊を討ちに来た!

帯方を守りたければ、高句麗軍を使いなさい!

兵を3000にしなければ、同盟は無効だ!とプヨジュン



百済の王になったくらいで、高句麗と対等になったつもりかぁ?…サユ


対立するプヨジュンとサユ王


ま、まま…仲裁が入り会見は翌日へ



右矢印コ・フンのアドバイスを受けているヨグ

プヨジュンとサユ王の仲を裂きなさい

それには自ら、二人に会いなさい…と。




右矢印中央軍とモディゴル軍が2000ずつ来ることになった高句麗

ヨグを討ち、帯方を制するぞ~


ふと…気づく高句麗の面々…

おやまぁ…ウフフ


王も太子も帯方にいて…つまり我が陣営にいるではないか?

ニカーッ!破顔のサユ王


百済を第一軍にし、ヨグとプヨジュンを戦わせ、
両軍が疲弊したところで

大王がその両方を討ち、一気に郁里河(クンニハ)侵攻ぉ~~イエイ!


うっほっほ…

我が高句麗がついに漢水を制し

肥沃な百済を制するのかぁ~~~


朱蒙大王は子孫の私にヨグを送り

機会をくださった…アッハッハッ!!


    わたしゃ…早よから気づいとったじゃよ…

    ネ!漢城が…!!ヤバかと…よ。



キッチンにこっそり訪ねてきたプヨジュン・パパに

ヨグと手を結んで…

大軍を率いてヨグと戦うと百済は疲弊する…と、ヨファ




右矢印ヘ妃とヨサン
プヨジュンが出陣前に言ったことを知る。

へ妃、ヨグと戦っている隙に、プヨジュンを始末せよと息子に言ってる。




右矢印百済・帯方(テバン)のモロ城に高句麗の国相が来て

百済が一軍になってくれたら、姫を返してあげる…


一軍を志願するヘ・ゴン

王様の兵が打撃を受ければ、
国境が述爾忽(スリホル)ではなく郁里河(クンニハ)になる…と。



そこへ、ヨグから会いたいという申し出

ヨファの言葉を思い出すプヨジュン…
ヨグに会いにスタン城へ出向いていく


心理戦開始…




クンチョゴワンを演じているカム・ウソンの
2006年・男優主演賞「王の男」
韓国興行成績・歴代2位の映画です。

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→ 第28話 「帯方3城心理戦」