「百済の王・クンチョゴワン」あらすじは、
     途中からドラマを見始めた方…
     見落としてしまった回がある方…ガーン

     そんな方のために…

     韓国歴史ドラマ大好きなムーミンママが
     シコシコと…あらすじを書いていますヾ(@^(∞)^@)ノ



第26話 【イエ王之印の継承者】


右矢印晋城


沃祖の国相 コ・フン

イエ王之印を出して…
声高らかに声明

”天孫であるイエメク族は決して滅びてはならない…

麻余王の子孫ウィ・ビラン会主か
ヨグ王子様のどちらかに「イエ王之印」をお渡しします!”と


ヨグ

くれるなら受け取るが…


ウィ・ビラン
冗談じゃない!
麻余王の子孫の私を差し置き、なぜ王子が受け取る!



コ・フン
イェ王之印はお二人の意思で持てるものではない。

イェ王之印は”仁者無敵”の体現者だけが持てます!!




右矢印ヨグ王子、ウィ・ビランそれぞれ
仁とはなんぞや…

アジカイの解説
”仁とは身を殺して、以て仁を成すこと有り”

君主の仁とは民のため死ぬことです…



チン・スン

孔子は”仁は愛”だと説きました
民を愛することがすなわち仁です…



コ・フン…彼らを呼び
お二人は答えを見つけましたか?



私は仁を実行していた…  プヨを敬い、懐かしんでいた…
高句麗に取られ奴隷となった民の境遇を哀れみ

救おうとした…

これを仁と言わずして何と言うのだ…とビラン



ヨグ王子は?と、コ・フンに聞かれたヨグは答える。

”私は分からない…
父上に追放されて塩商人になった。

書の代わりに帳簿を手に生きてきた…

今は異母兄に追われながら

父上の偉業を継ごうと剣を握っている…


私には、孔子だとか孟子だとか…儒学者の説く仁などは退屈なだけ

王印をくれるなら拒まない…

だが、王印を手にせずとも志は果たすつもり”


両者の言にじっと耳を傾けていたコ・フン

”王印をヨグ王子様に渡します…

私の知る王子様は仁を実行されました”…と。


いったいどこで、どうやって!とウィ・ビラン


コ・フンが言う。

第一に

民の飢えを満たすのが君主の仁です。


ヨグ王子は、食糧不足で流民と兵士が争った時、言った…
”共に食べ、共に飢える”と。


第二に

乱世の君主に求められるのは強さです。

君主が弱ければ国が滅び、国が滅びれば民は死に至ります。


趙軍を追跡した時ヨグは言った…
一人の趙軍も生きて返せない…息の根を止めなければ
石虎(趙の3代皇帝)はまた軍を送り込んでくる…と。


第三に
君主は命を背負って歩くもの。

生死を共にする仲間を殺そうとしません…


ヨグの命を狙ったことを思い出すウィ・ビラン。

ヘッ…いくら王印を持っているからといって、戯言ばかり…と
言うウィ・ビランにコ・フンは言う

”会主が王印の持ち主だと信じる方は、
会主の後ろに立ってください…”


なんと、後ろに立ったのはアジカイだけ…


招集で駆けつけた扶余流民の将軍も
トゥゴまでもが…全員ヨグの後ろに立った…



コ・フンは言う
これが、”仁者無敵”です。


ヨグにイエ王之印が渡された。

イエメクの長となったヨグ王子



家出しちゃったウィ・ビラン

アジカイやヨグが止めるけど…ショックだよね。(´д`lll)


ヨグ、船上にいるウィ・ビランの元へやって来て

”広い世界へ出ることを恐れず

私は散り散りになった同族を1つにまとめたい…

イエメク族と韓族(朝鮮民族の根となる民族)統合し

ハンタンと、祖先の地・遼東と遼西を制したい…

新たな拠点を築くのだ…共に進もう!!


…戯言を…っと、ふてくされているビラン


私と共にハンタンを制そう!!説得するヨグ


とっくみ合いしたよ…
船を降りろ~~って言われて

去りながら…

”ウイ・ビラン、必ずお前を私の味方してみせる!”とヨグ


右矢印高句麗
 
お偉方…
王妃様がヨグと密通したってホント?
この婚姻を破棄し、百済に賠償金を払わせ
王妃を百済に送り返しましょう…


王妃を生かして返すなどもってのほか!

大王様が切って捨てるべき!…なんじゃらかんじゃら…

サユ王…((o(-゛-;)

ヨファの胸元の傷を見ながら…
その傷はそなたの体に残ったのではなく!

大王サユの胸にきざまれたのだぁ!~~~

自分の胸を打ち、顔を歪めて怒るサユ王…

ヨファ:大王様を愛そうと、大王様だけを見つめていました…

    ですが、いくらお慕いしようとしても無理…


サユ王:なぜだ?

     そなたと政略結婚したわけでない…

     百済が大事か?


ヨファ:他にも理由があります…

サユ王:もしやそなた…ヨグのためだといいたいのか?


ヨファ:抗えませんでした…


サユ王:もういい!!~それ以上話すな!
     ~抜刀!
     私を慕えないのは、他の男が原因だと?!

ヨファ:ヘナヘナと崩れ落ち…
    これ以上、自分の気持ちに嘘をつき

    大王様を騙せません…

    魂の抜け殻となって生きるのは嫌です

    一瞬でもいい、ヨグ様の傍で、
    人間らしく胸を踊らせ自分に素直に生きたかった。

    命を失っても、魂だけでも傍に居たかったのです…



サユ王::世間では妻が密通すれば、夫が妻を殺しても罪にはならぬ。

      望み通り、そなたの首をこの手で刎ね

      ヨグに魂を届けてやろう…


ヨファ:死ぬ前に謝罪いたします…


サユ王:ケチョン(開天)剣を目にして恐れをなしたか…

     命が惜しいか

     私を裏切り傷つけたくせに命を繋ぎたいか…

ヨファ:命が惜しければ、高句麗に戻りませんでした。

サユ王:何の罪を詫びるのだ?

ヨファ:お気持ちに添えない罪です…どうかお許しを

サユ王:目を閉じないか…密通した女が私を同情の目で見るでない

     剣をヒュッ!と振る…

ヨファ:正座し、目を閉じる…

    百済の父に祈り 犯した罪を死んで償うと…


切ることができないサユ王…
傍らの燭台をヤァーーー!!と切りつけ…


そなたを殺せば魂が解放され、ヨグのもとに行くだけだ…

そなたの魂が私を裏切り、ヨグの元で喜ぶなど許せん…

そなたのような女に慈悲を与えるものか…

そなたは、私の元で、年老いて死を迎えるのだ…

私の元に縛り付け、その目の前でヨグの最期を見せてやる!!



家臣たちを呼び入れ

この女を王妃の座から下ろし
御寿館(オスグァン)の侍女として働かせよ

(宮殿の料理を担当する所)


王妃を侍女にするなど!!…いっそ百済に返してくださいと家臣達


この女をどうするか私が決める!とサユ王


百済に返せないなら、王妃に自害を命じてと国相

帯方も奪還できていない…だから王妃は殺せない…という家臣に


恥辱は死より残酷…
王妃に恥を欠かせてはなりません。

侍女にすれば、悩みの種が増えます…自害を…と、国相


私の女のことまで心配せずともよい!
私はこの女を殺してなどやらぬ!
百済にも送り返さない!

太子の好きな百済の団子を作らせ
侍女として死ぬまでこき使ってやる!!





右矢印ヘ・ゴンとヨサンとアジカイ

ヘ・ゴンがヨグに恨みを晴らす…と言っている。

ヨサンはヨファ姫の恨みを晴らす義務はない…

一人でやれって…

用心に越したことはないと…酒に眠り薬を入れるアジカイ



ホンナンは酒場で働いている。

イエ王之印がヨグに渡り、

ビランが去ったと知る。

兄を心配して、船の所に来て、兄を見守っている。



右矢印船で落ち込んでいるウィ・ビラン…
ヨグの言葉を思い出している…いろいろ思っている…




右矢印侍女部屋にいるヨファの元に国相がやってきて

毒薬を渡した。

侍女として生きるより賢明な手段だと…

王妃様が罪を認め、潔く死を選べば
高句麗と百済は争わずに済むと…



右矢印イエ王之印がヨグに渡ったという知らせを聞いて

フン…しばらく預けておこうってサユ王…

ヨファは高句麗の御寿館で料理
サユ王の元へ運ぶ…


ヨファが作った料理をまずいと投げ捨てるサユ王
割れた器のかけらを拾い、指を切っちゃった…ヨファ

青白い顔で懸命に耐えている…



国相に毒薬を戻すヨファ

大王様に殺されるまで自分からは死なないと…




右矢印漢城

ヨファの密通が知らされ

どうか娘を助けてと懇願するヨファ母に

密通した女を救う事は出来ぬと…プヨジュン

一人になって、嘆いている…無力な父を許してって…




右矢印アジカイの策略で
眠り薬の入った酒が効いて
チン・スン パユン ゴム、台の上に打っ潰れて…る

当のアジカイも… ヨグは寝台に…

こっそり…入ってくるヘ・ゴン

剣がキラリ…今まさにヨグの胸の上…ヤバイ!
瞬間 目覚めて床に転げる…
トゥゴ、ヤーッ!と突入!!


ウィ・ビランも助っ人だ!

ビランの赤斧、ヘ・ゴンの右肩のところにドス!

ヨグを助け起し…

”扶余の夢を王子に託すことにした”と言う。



アジカイがへ・ゴンと共謀した…と怒るチン・スンを

この件は言及するなと…ヨグ

なかったことにすると…



ヘ・ゴンに剣を向けるポックゴムに

ヘ・ゴンには借りがある…

今回の件で借りを返そう…とヨグ



ようやくヨサンとヘ・ゴンが百済へ帰ってゆく…

ヘ・ゴンは担架の上




右矢印ホンナンのところへ来たヨグ

指輪を返すって…言う


私のせいで全てを失い、生死もわからないヨファを

忘れることはできないし

忘れたら私は人間ではない


ヨファと同じに扱えって要求されても、それはできないけれど
って…言いながら

ホンナンの指に指輪をはめてやる…

キスする二人

抱きあう二人…でした。




右矢印髪をビシッと束ね、きりっとしたヨグ王子

イエメク族の長としての儀式


”東明王…

ソソノ国母…

ピリュ大王に…

イエ王之印の継承者ヨグが誓います

王印の守護者として、扶余の民を率い

百済の民を率います。

イエメク族・韓族、我らが同族を統合します!”


”ウィ・ビランは主君と仰ぎ仕えます!”と膝をつくビランを

抱き起こし、抱きあう二人 
ウオーーーーッツ!!!晋城に響き渡る 歓声!!



右矢印2年後


高句麗と百済の会見…

いよいよ帯方返還

ピリュ王が血を流して得た地を手放す…

百済からは、太子ヨチャンと大将軍ヘ・ゴンが臨む

帯方・コモリ城まで来たサユ王の元へ


給仕をするヨファ…



右矢印海上に浮かぶ船団…

キリリと鎧を纏ったヨグ、ビラン たち一同


高句麗・百済の会見場に
チャンメ岬にのろしが上がったと…知らせ

三五十五して気付くみなみな様…




右矢印高句麗領・チャンメ岬を占拠しているヨグ軍

居並ぶヨグ一同…みんなイメチェン…してかっちょいい…

ビランは大将軍だ

アジカイも垢抜け孔明ルック


これが帯方だ…と、帯方を見下ろしている…

父上が血を流して手に入れた地だ…

我々がプヨジュンとサユの手から守らねばならぬ地だ