夢にまで見た東京の私立中学での生活
埼玉の田舎出身の俺にとって、毎日電車に乗って東京の学校まで通学することはちょっとした旅行感覚だった。
中学1年生の頃なんか毎日浮かれながら通学していた記憶しかない。
それもそのはず。
東京には高いビルがたくさんあるし、電車の本数も多いし・・・
何もかもが新鮮に見えたし、東京と言う土地にいるだけでわくわくした。
そんな浮かれている俺は気持ちが大きくなった気がしてしまい、学校での「御調子者」になってしまうんだ。
具体的には、同級生をからかったり、いじめたりしてしまう。
それくらい調子に乗ってしまうんだ。
人生で最高に調子に乗ってしまった時期
クラスの同級生をからかったり、いじめたりしてしまう御調子者
ある日、ついに先生にチクられて、先生からこっぴどく怒られるんだ。
そのとき、反省文を書いて、親に見せることになったんだけど・・・
やっぱり親を悲しませるようなことだけはしてはいけないって強く思ったよ。
それ以降はもちろん御調子者なんだけど、いじめたりすることはなくなった。
それでもやんちゃな中学生だったから、部活動をさぼりまくって先生に反抗したりね。
ただ、決して非行少年だったわけではなく、むしろその逆で、成績は常に学年TOP3に入るくらいの優等生だったんだ。
といっても、最初からトップだったわけじゃなくて、最初は学年16位とか。
1学年200人の学校だったから、もちろん成績上位ではあるけど、際立ってすごいわけでもない。
けどね。あるとき、たまたま勉強少しだけ頑張ってみたんだよ。
そしたら、学年4位まで上がったのね。
このとき、自分が頑張れば頑張るほど、成果として跳ね返ってくることの喜びを知ったわけ。
純粋に順位を上げることが楽しくなった俺は、その後、学年2位をコンスタントに取れるまでになる。
そして、中3の1学期・・・ついに念願の学年1位を取ることに。
しかし、そこで調子にのったのか、燃え尽き症候群なのか、2学期には3位、3学期には5位まで落ちちゃうんだよね。
でも、中学校のとき、成績優秀だったのは間違いない。
学年誰もが俺のことを一目置いてた。
それくらい成績優秀っていうのはインパクトのあることらしい。
実際、俺が悪さをしても、先生から怒られなかったしね。
同じことした同級生がこっぴどく怒られても、俺だけちょっとした注意で終わったりさ。
そんな感じで、都内の有名私立中学に進学することで、俺の人生は大きく変わる。