房仙会米沢校の3人娘とは!!
和子さん、玲子さん、恵美です😊
玲子さんのお車に乗せていただき、いわき市の小野美術さんへ向かい、2時間半程で会場に到着。「ここだ!あったよ!」と和子さん。声が届いたかのように、私達に気づいて下さり玄関口から大和さんが出てこられ、私達をお出迎えして下さいました。(わぁ〜いつもに増してシャキッとされたスーツ姿の大和さん!お顔には大粒の汗!)
外は猛暑のような気温。
「東北は暑いなぁー、農家さんが暑い中、農作業されていて、凄いわ〜!」とご自身のことよりも人想いの優しさに溢れた大和さん。
大和さん!と呼ばせていただいておりますが、110年続く窯元で、千利休の時代につくられた楽茶碗の技術と精神を受け継いでおられる超凄い方でいらっしゃいます。
こちら、いただきました還暦記念 帰来窯 佐々木虚室茶陶展のパンフレットをご覧下さい。
ひとつひとつの洗練された作品からあたたかで繊細な温もりと窯主の熱い想いの魂を感じ、拝見すればする程、身体の奥までジーンとするものがありました。
本当に素敵!!素晴らしい!!の言葉しか見つからず、大和さんに「どうぞ、手に取って見て下さい!」と仰っていただき、そっと手に取ってみると
見た感じとはまた違い、人の手にピッタリと落ちつく穏やかさを感じ、本物とは言葉にしなくても人にこうして与えてくれるものがあるんだなと体感することができました。本当にただただ感動でした😊
作品を見ながら、中国と日本の美意識の違いのお話も伺うこともできました。「中国は左右対称を美とされ、日本は非対称を美とされること」
僅かな非対称に作られている作品に、日本の品格と趣きが感じられ、心がますます落ちつくようで、ずっと見ていたい気持ちとなりました。