7月の課題は王羲之「喪乱帖」より「荼毒追惟」(とどくついい)の4文字です!


「喪乱帖」は戦乱によって、大切な祖先の墓が壊されてしまったことを嘆く手紙🥲手紙をしたためながら、胸がいっぱいの哀しみが深くなっていたんだろうと言う王羲之の気持ち。


必死に伝えようと言う気持ちの表れがお稽古での先生のご説明から伺うことができました。

それは文字の太細の線で、ずっと息をとめて書くことはできず、息つきをしたところが太くなっていて、「太いところが元気になっているところである。」と言う何気ない先生の細やかな見解!


なるほど・・・


と感心するだけではいけないぞ!

それを何処に結びつけるのか?!


王羲之が哀しみを必死に伝えようと。      京都移動展での房仙先生のご揮毫「無」

相手を想い、必死になること!

と重なりました!


お稽古の流れの中で私達生徒は1か月振りのお稽古で、学び合える、書道ができる楽しさが気持ちが向き、どうやら、必死さ!熱量がもっと生み出せる!

と先生のご指導の魔法術!により、お稽古の後半からは!!!

きっと、こんなに必死になったのは?!

と意識が向く余裕がない程の!

必死さから、集中へ!

大変換が生み出され、これぞ、無に近い状態。


私自身、先生の書き方の言葉にどれだけ頼っていたか?

お手本を先を見ながら、書く!

筆を置く場所。

空間の取り方。

一気に筆の流れに抑揚がなくなり。

様々に神経を向けて、考えながらも、流れを掴んで書けるか?

書こうとする努力をするか?

ヌルヌルな気持ちではならぬ!!!


出来る自分を認め。褒め。

また出来ないところ、まだまだなところを律して。がんばらない。

諦めない気持ちを持って。

進んで行こう!!

今月もがんばろ!!

と思えたお稽古でした!!


そして、嬉しかったこともありました!

新人の米沢校のAさん。

とっても清々しく、素直な気持ちで書道と向き合い皆んなが難しいところもしっかりと書けている姿に感激でした!👏👏👏

向き合う姿勢。

馴れ馴れにならずに。

初心に戻ることの大切さを姿から感じさせていただきました!!!


皆さんがお稽古を通して感じ学ばれていることが全て自身の見方へと通じていくのは、オンラインを通して、房仙先生のひとつひとつの教えがあらゆることに通じ、深い学びができる。ぶれない芯のある教えであるからこそと力強い皆さんの感想からも感じ得ることができました。

切磋琢磨できる房仙会!

これからもステップアップ⤴️⤴️⤴️













また先生がいつも私達に伝えて下さっている「がんばらない あきらめない!」の言葉