文系大学院生の留年生活

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ルビコンの先

お久しぶりです。


さて私、博士課程に進学することになりました。

修士論文の出来も入試の出来も、自分としては不本意な感じなんですが、

それでもドクターに上げてくれるみたいです。


「留年生活」ともお別れです。

「宿題」に1年間をかけることの代償とは

本日、修士論文を提出しました。


いまの心境を言葉で表すと「抜けた」でしょうか。

疲れた、精魂尽き果てた、という感じではなく、

憑きものが落ちたような感じです。


あとは口頭試問と博士課程の試験。どうなんでしょうね。

文系大学院生の「留年」生活ではなくなることを祈りますよ。

ミクシィ症候群

明けましておめでとうございます。

長らくの放置プレイ、すみません。

最近、mixiのほうにウェイトが置かれておりまして・・・でもこっちも時々、更新します。

なんたって、ブログタイトルの由来となった1年前の「宿題」が最終局面を迎えますから。

どーなるんだろ。

「病院坂のお屋敷は、もうすぐです」

市川崑監督の映画「犬神家の一族」が約30年ぶりにリメイクされましたが、

近所のTSUTAYAに行ったら、その便乗企画で「金田一コーナー」が設けられてました。

なんとなく見たくなったので「女王蜂」と「病院坂の首縊りの家」を借りてきたんですけどね。

(「女王蜂」は市川監督=石坂浩二バージョンを見たことが無く、「病院坂―」もかなーり前に見たので

ラストシーンしか覚えていなかったから・・・)


日付が替わる頃に、まずは「病院坂―」から鑑賞開始です。


やっぱりね、ラストシーンですよ。

このシーンだけ覚えていたのも道理だなぁと思えるくらいでした。


車夫の三之助(小林昭二)が引く人力車で、法眼家の後妻弥生(佐久間良子)が「病院坂」を下ってくるシーン。

最後の最後、掻き上げた人力車のフードが風でバサッと落ちてくるところ、すごくイイです。

「私、三之助の人力車が好きなのよ」…やはり人力車に乗って初登場したシーンでの弥生の台詞が示唆的です。

こういう、主人と使用人の関係って、結構好きです。


それにしても139分はかなりヘビーでしたね・・・。

何と言っても人間関係が濃密かつ複雑すぎます。

正妻・愛人・近親相姦・・・続柄が訳わからなくなるくらいダイナミックです。

まぁ昔の旧家とかって、こんな感じだったのかもしれませんね。


次は「女王蜂」見てみます。

で、それ見てから修論を再開しようと思います( ̄_ ̄ i)

おでこのメガネ

でこでこでこり~んメガネキラキラ

「それいけノンタック」、懐かしいですね。

(いささか唐突ですが)


さて、昨日から僕のメガネが見当たりません。

どこかに置き忘れてきたみたいなんだけど・・・どこだろう。

裸眼の視力が0.1を切っている僕がメガネを外す場面はかなり限定されているので、

すぐ見つかりそうなものなのに。

スペアのメガネはもう度が合っていなくて、どれくらい合っていないのかというと、

バイト先で面談中だった保護者のお母さんをアルバイトの面接に来た大学生と勘違いするくらいです。

メガネ探しの旅は続きます。

あー、不便。「メガネは顔の一部です」とはよく言ったものですね。

思い出補完計画。

31日のブログで、僕の高校時代にも必修科目の履修漏れがあったと書きましたが、

複数の友人達からの情報で、どうやらそれが僕の記憶違いだということが判明しました。

訂正します。


僕が思い違いをした原因として考えられるのは、


①世界史Aの授業は世界史Bの教科書を使ってやっていた。

②しかし世界史Aの教科書も買わされた。

③世界史の先生が髄膜炎でしばらく入院し、自習が多かった。


などの諸点が挙げられます。まったく耄碌したものです。

でも、高校時代ももうすぐ10年前になるんだよね・・・こうやって記憶は劣化していくんですね。


ところでここ2週間、高校までの友人達と電話をする機会が多いです。

彼らは時々、僕がまったく記憶にないかつての行動を覚えていたりします。

あれ、そんなことしてたっけ?記憶にないな・・・みたいな。

こうなると、自分という存在がちょっと不気味に思えてきたりしますね。

例えば僕は小学校の頃に「蛙」という字を「かわず」と読んでいたそうです。

(いやなガキです)


追記

『文藝』2006冬号に綿矢りさが芥川賞受賞後初の長編「夢を与える」を載せていますね。

受賞からもうすぐ3年か・・・以前とちょっと文体が変わってるらしいですね。

これから読んでみます。文化の日だし、読書週間だし。

時々、息抜きも必要です。

「惑星ミッドグラッドに伝わる政治寓話より」

僕が好きなあるSF小説でこんな寓話がありました。

旅人が病を患って道ばたで苦しんでいると、ひとりの男がそこを通りかかります。
助けを求める前に男は旅人に話しかけ「僕に任せなさい」と言います。
そして病気にならないための健康管理の秘訣を諄々と説いて去っていきます。
しばらくすると、今度は旅人の前を女が通りかかります。
旅人はその女に自分が病気であることを説明し、助けを求めます。
女はその内容を時間をかけて理解すると、その場を立ち去り、
やがて医者と看護婦を病院ごと持ってくるという話です。
(森岡浩之『星界の戦旗Ⅰ―絆のかたち―』ハヤカワ文庫、1996)
前者の男と、後者の女。ややもすると人は前者になりがちです。


さて先週から学校関連のニュースが頓に増えてきましたね。
生徒のいじめ自殺に端を発した学校・教育委員会のいじめ隠蔽問題。
かと思えば生徒の範たる教師の間でも、校長のパワハラで教員が自殺。
もう散々です。

ちょっと思うんですが、いじめ問題がクローズアップされると、
まるでお題目みたいに「いじめをなくそう」とか「いじめはダメだ」などという
空疎な言葉の連呼があちこちから聞こえてきますが、そういう人たちは、本当にこの問題を
真剣に考えているのかと疑ってしまいます。

いじめは確かにダメですよ。そんなこと言われなくてもわかってる。
でもやってしまう、起こってしまうところに問題の根深さがあるんじゃないですかね。
善悪の問題とはまるで次元が違うように思います。


いじめは人間が社会を形成している限り絶対に無くなりません。
人類社会史上、いじめが無かった時代というのも恐らく無かったはずです。
それはいじめが「社会」という身体の本来的に有している生理現象みたいなものだからです。
(その意味でいじめは本質的には「戦争」に似ているといえるかもしれない)

誤解を恐れずに言えば、いじめが発生する社会は社会として健全なんだと思います。
だから逆に「いじめの無い学校」などと聞くとみんな「えー?」と不審に思うわけです。
本当は意識的にであれ、無意識的にであれ、すでにみんな知っているはずのことなんです。

我々は、社会というシステムの中にいじめの発生が必然的要素として内包されていることに
もっと自覚的になるべきではないでしょうか。
いじめは社会が持つ自明の前提です。
絶対に覆し得ない自明の前提を否定する努力よりも、自明の前提から起こり得る事態に対する
現実的対処の方策を講じる方がよほど生産的なように思えます。
特に自殺者が出たというニュースを聞くと、これからの教育はいじめをしない人間を作るのではなく
(それができれば一番良いですが)、いじめられてもそれをやり過ごすことができる人間をこそ
作っていってほしいと思いますね。
(ただ、実際に自殺しちゃった子どもの親たちにとっては、僕みたいな考え方こそ空疎なものなのかもしれない

という自覚は持っていたいですけどね)


ところで、今週は高校の必修科目未履修問題も拡大の様相を呈してきました。
昨日聞いたところでは、僕の母校も未履修発覚だそうです。
というか僕が高校生だった頃もすでにしてそういうおかしなことはありました。
教科書だけ買わされて、あとは「読んでおけ」という・・・。やはり世界史でした。
でもね、実際問題として大学受験というシステムがあるわけですよ。
教育する側からすれば、「こんな高校生を育てたい」とか、そりゃ色々と理想はあるでしょうけど、
教育される側にとってみれば、そんなこと知ったこっちゃない。
まずは大学受験を乗り切らないと話にならないわけです。
教育する側の理想の押しつけと大学受験システム、どっちかをやめてくれませんかね・・・。


なんだか書いていて段々腹立たしくなってきたので、垂れ流しついでに書きますが
高校で日本史が必修科目でないというのはどう考えても馬鹿げてます。
自国の歴史を知らない国民をマスプロダクションして、品格のある「美しい国」は実現出来るんでしょうか?
未履修問題の拡大を機に、一度、高校教育において本当に何を教えるべきか再議論して欲しいもんです。
願うらくは安倍内閣で日本史必修化を実現して欲しいですかね。

まぁ日本史の場合、「誰が」「何を」教えるかがネックにはなってくるんでしょうけど・・・。


バイトに行ってきます。


追記
早く星界シリーズの新刊出ないかなぁ。

熱発回避。

今日は体調不良で塾バイトを休んでしまいました・・・。
金曜日以来、具合が良くないです。
でも明日は頑張って塾、行くつもりです。

体調不良時における行動と意志力の関係

風邪をひきました。


昨日、ゼミ発表2連発の後に出席した研究会で体調がおかしくなってきて、

発表の最中に中座してしまうくらい具合が悪くなってしまい、懇親会に出ずに帰宅。

で、今日、朝起きたら頭ガンガンです、クシャミです、鼻水です、喉痛いです。

およそすぐに思いつく風邪の症状がすべて僕の体に発現しています。

今日は神保町で古本祭をやってたんだけどね・・・行かないで家にいました。

飲み会のお誘いもあったんですけどね・・・行かないで家にいました。

明日は府中競馬場で天皇賞なんですけどね・・・行かないで家にいます。


でも、読みたかった新書の新刊が25日に発売されていることに気づいて、

それだけは頑張って本屋さんに行って買ってきました。

近所の本屋さんに無かったので、電車に乗ってすぐのちょっと大きめの本屋さんまで行って。

今日は(というかもう終わるけど)激しい頭脳労働をせずに流していきます(w


ところで渡鬼の「岡倉のお父さん」こと藤岡琢也さん、亡くなりましたね。

小学生の頃、第1シリーズから見ていただけに残念です。

豪快だけど、どことなく品のある俳優さんでした。

木曜どうでしょう?

僕は北海道出身者でありながら、「どうでしょう」の笑いのツボに嵌りません。


それはさておき、木曜の22時はCX「Dr.コトー」とTBS「嫌われ松子」のドラマ一騎打ちですね。

皆さんはどちらを見ているんでしょうか?

ちなみに初回視聴率はコトーが23.2%、松子が8.8%と圧倒的な開きがありますが・・・。

ソースhttp://dramanews.net/index.html


僕はコトー派ですかね。

初回、柴咲コウの病発覚でこの先どうなるんだろう、と。

こうなると最終回までに少なくとも病に関する何らかの決着がつくことは確定。

うまい具合に「着地点」を匂わせてくれると、視聴者としてはハラハラしながらも実は落ち着いて見ていられます。

松子も「松子の死」という「着地点」が設置されているけれど、それが明確すぎてあまり興味が湧きませんでした。

・・・すみません( ̄_ ̄ i)、偉そうに。


どうでもいいですが、今日は1日頑張りました。かなり動きました、頭使いました。

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