悟りのエネルギーを得るためには、煩悩があることを素直に認めて無理に煩悩を押さえ込もうとせず、これは却ってストレスになります。


煩悩の虜になるのが心配でしたら中道を実践して、この怖れをやり過ごし、執着心から開放されることで、悟りのエネルギーを受け取ることができます。


けれども煩悩を楽しんでいるうちは良いのですが、度が過ぎると、煩悩の虜になってしまいます。


虜になってしまうと、心が欲に汚染され、欲が満たされないと怒り、怨み等の心が湧き起こり愚痴になり、自分で自分の身を滅ぼすことになります。


何事もほどほどにして、右にも左にも、苦にも楽にも、貪欲にも禁欲にも、どちらにも偏らない、ちょうどバランスの取れた、中庸を維持していくことで、精神的にも身体的にも健康を保てます。