と同じで、普通に生活してゆく上で『あたりまえ』がわからないということであります。
『あたりまえ』とは、仏教でいえば『慈悲』にあたると思います。
相手のことを思いやることで、自然に出てくるものであります。
それは常識やマナー以前のもので『自然』という言葉が最も近いと思います。
逆にいうば、そうでないものは『不自然』であります。
ある父親が、娘が末期がんで死期がが近いと聞き、プレゼントに『棺桶』を贈ったという話があります。
父親は『やがて必要になるものだから、娘も喜ぶと思う』と言ったそうです。
これが『不自然』であります。
つづく